つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

卒乳・断乳後の寝かしつけの方法

2016/10/05

私は添い乳をして寝かしつけすることが多かったので、保育士さんたちはどうやって寝かしつけしているのだろうか?卒乳・断乳した後はどうやって寝かしつけしたらいいのかな?と思っていました。産前の寝かしつけのイメージとしては胸のあたりを優しくトントンするものだと思っていましたが、いざ生まれてやってみても寝ないんですよね。
眠たいなら寝ればいいのにって思ったことが何度もありますが、赤ちゃんは眠るのが下手です。寝やすくなるようにお母さんが手助けしてあげる必要があります。
保健師さんから歯が生えても添い乳で寝かしつけしていると虫歯の心配があると言われて、私は卒乳・断乳前に違う方法での寝かしつけをいろいろ試して移行することに成功しました。
子供によって合うものがきっと見つかると思いますので、いろいろ試してみてください。

寝かしつけ方法

寝かしつけでよく使われる方法としては、おんぶや抱っこをしてウロウロしたり揺れたりするというものではないでしょうか?でも、赤ちゃんの体重もだんだんと重たくなってきますし、おんぶや抱っこをいつまでも続けるのは本当に大変です。お昼寝の時に、抱っこ紐でおんぶをしながら家事をして、家事をしながら寝かしつけするというのは便利なのですが、夜にまでおんぶするのは大変なので、できれば違う方法にシフトしていきたいですよね。具体的にみていきましょう。

入眠儀式を作る

人間が眠る時は体温が下がります。お風呂に入ってすぐは体が温まっているので、なかなか寝付けません。夜にお風呂に入って、頭を乾かしたりして30分から1時間たった頃くらいが一番寝やすい時間になります。
その時間帯に毎日、同じ行動をして、それをすると寝る時間なのだなと赤ちゃんに覚えてもらいます。

具体的には
・パジャマに着替える。
・スリーパーを着る。
・お父さんやお気に入りのぬいぐるみに「おやすみ」と挨拶する。
・決まった音楽を聞かせる。
 (オルゴール音などの優しいものや、お母さんと赤ちゃんが好きなものを選びましょう。)
・1冊ねんね用の絵本を決めて、その絵本を読んだら電気を消して寝る。
 (すぐ読めて眠りをイメージできる絵本がオススメです。)
・子守歌を歌う。
・電気を消す。
・トントンする。
・お気に入りのぬいぐるみやタオルを持たせる。
・ホームシアターを利用する。
 (子供向けのねんね用のものが市販されています。)

上記のような眠りをイメージしたり、眠りやすくなる行動を毎日の習慣にして、赤ちゃんに覚えてもらうことで、スムーズに眠りモードに入ってもらえるようになります。
入眠儀式としては、これでなくてはならないと決まっているわけではありませんので、赤ちゃんがリラックスできてお母さんが毎日続けやすいものを選ぶと良いでしょう。

1日の生活リズムを整える

朝ゆっくり寝てくれていたり、夕方の食事の支度の時間に寝てくれたりするとお母さんは家事がはかどり楽チンなのですが、朝は7時までに起こして、昼寝は4時までに切り上げるようにしましょう。
私も朝ゆっくり寝かしていたり夕方に昼寝させていたことがありますが、夜に寝かしつけするのに1時間以上かかるようになってしまいました。生活リズムを整えたところ、夜寝るまでの時間も早くなりました。
また、日中にたくさん外遊びをさせて疲れさせるとあっという間に寝ます。ただ、子供の体力はあっという間につくので、毎日同じ運動量ではだんだんと寝なくなりますが、子供の健康のために運動はさせてあげるようにしたいですね。

車でドライブする

チャイルドシートにのせて、車で走ることで眠ってくれる子は多いようです。車の揺れが気持ちいいのでしょう。ただ、ベイビーの場合はチャイルドシートが嫌いで効果がありませんでした。また、毎日これで寝かしつけするとなると大変ですので、どうしようもない時にだけ使ってみるといいですね。

マッサージする

ベビーマッサージというものがありますが、そこまで本格的なものでなくても効果があります。頭をソッとなでたり、耳たぶや唇を触ったり、背中をさすったり、眉間から額にかけて指で撫でたりします。
ベイビーの場合は足を少し強めに圧をかけてギュッギュッと握ると寝やすかったようです。
お母さんに触れてもらい気持ちよくなることで安心して眠れるようです。

くっついて温める

マッサージと同じで、赤ちゃんが触れられて心地よく安心感を感じてリラックスできると眠れるという方法です。
基本的に寝かしつけする際は温かくなるようにすると眠るまでが早いです。
具体的には
・両足の間に挟む。
・足を温めてあげる。
・お母さんの体の上に赤ちゃんを乗せる。
(私は小さい頃母の顔の上に乗せると寝ていたそうです。)
・腕枕をする。
・脇に赤ちゃんの頭を挟んで手をつなぐ。

お昼寝の時におんぶしたりする場合も、おんぶしている上から1枚毛布を巻き付けたりして温めると眠るまでの時間が短縮できます。
ベイビーの場合は脇に挟んで手をつなぐのが効果的でした。
リラックスという意味で、「大好きだよ。かわいいね」などの声を優しくかけてあげるのも効果があります。こういった声掛けは、万が一効果がなくても、月齢が高くなってきてもできれば続けてあげたいですね。

トントンする

胸のあたりをトントンすることで眠る子もいるようですが、うちのベイビーはダメでした。ですが、一度試してみて効果がなくても、入眠儀式として取り入れると習慣化されて効果が出てくるようです。
うつぶせにしてお尻のあたりを少し強めにポンポンするという方法もあり、こちらは効果がすぐに出ました。ベイビーの場合、お昼寝から目覚めて寝足りなくて泣いている時にするととても効果的でした。一時期はうつぶせにするだけでまた寝てしまうこともあったくらいです。
ただし、うつぶせ寝のリスクもありますので、自分で寝がえりができない時期にはやらないようにしましょう。

胎内音に似た音や一定のリズムのある音を聞かせる

テレビの砂嵐の音や時計の音を聞かせて安心させてあげましょう。スマホでそういう音が流せるアプリもあります。

お父さんに一緒に寝てもらう

お母さんが一緒に寝て母乳を欲しがってなかなか寝ない赤ちゃんの場合は、お母さんと変わってお父さんに寝かしつけしてもらうと効果があるようです。

部屋を暗くして、添い寝でひたすら寝たふりをする

こちらは一番楽な方法ですし効果も高いです。ベイビーの場合、1歳半以降あたりでこちらの方法がとても効果的になりましたが、お母さんがそのまま一緒に寝てしまうのがデメリットですね。
ガサガサしていても絶対に構わずにコッソリ薄目を開けつつ寝たふりを続けてください。相手をしてもらえないとわかると寝てくれるようになります。

脅す

怖いタイトルになってしまいましたが、「夜寝ないとお化けがくるよ」などと言い聞かせる方法です。少し大きくなってきて言葉をよく理解できるようになってきたころ、寝るのを嫌がって泣いている時に、使うと怖がりのベイビーにはとても効果的でピタッと大人しくなりました。大人しくなってじっとしていると、そのうちに眠ってしまいます。

部屋で一人にする

ママ友がやっていた方法ですが、眠たくなったころに部屋に赤ちゃんを一人にして「ねんねしようね」と言って部屋を暗くして、一人にするそうです。ベビーモニターなどがあると安心ですね。最初は少し泣いていたそうですが1週間ほどで慣れて、一人で寝てくれるようになったそうです。

赤ちゃんは何でも習慣化されたものを学習していきます

小さい頃は添い乳や抱っこで寝かしつけする方が多いと思いますが、できれば早めに卒業することをオススメします。
ベイビーの場合、添い寝で寝たふりをして寝てくれるようになったのに、抱っこで寝かせる日が数日続いた後はまた添い寝でなかなか寝なくなってしまいました。
添い乳や抱っこで寝かせることが習慣化されてしまうとお母さんが大変なので、早めに他の方法にシフトしたほうが負担が少なくなります。
寝かしつけとはしつけです。
赤ちゃんは1週間ほど同じことを続けることで、それが当たり前のことだと思うようになります。寝かしつけとはその名前の通り、しつけです。お母さんがこの時間になったらこうやって眠るのよと教えてあげましょう。
時期や日によって効果も変わりますので、いろいろ組み合わせて試してみてください。

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