つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

2人目出産 赤ちゃん返り予防への具体的な対応

2017/11/06

赤ちゃん返りとは下の子が生まれることで、パパやママの愛情が減ってしまったと感じてしまい、上の子が一人でご飯を食べるなど今までできていたことが急にできなくなったり、指しゃぶりなどの赤ちゃんのような仕草を見せたり、下の子に乱暴してしまったりすることです。

下の子が生まれて、上の子と一緒に生活をはじめてすぐ、おっぱい飲ませた後にゲップをさせていたら、上の子が言った言葉にドキッとしました。『何でギューしてるの?』
周囲からは上の子優先にしないとダメと散々聞いていましたが…

ヤバイ!嫉妬する?とドキドキを隠しつつ、にこやかに『ギューじゃなくてゲップさせてあげてるの。上の子ちゃんも一緒に優しく背中さすってくれる?ギューは下の子ちゃんが寝たら、下の子ちゃんに内緒でしてあげるからね。』と言いました。その時から出来る限り上の子に気を付けて対応していたら、大した赤ちゃん返りもなく、逆になくて大丈夫か相談することになった次第でした。
妊娠中から具体的にはどう対応したらいいのか気になっていたので、私がやっていたことを具体的に紹介したいと思います。

具体的な対処法

赤ちゃん返り自体は悪いことではないですが、ひどいとママが大変ですよね。最初から赤ちゃんが二人いるんだ!と思って接するように気を付けていました。

あえて赤ちゃんと同じに扱ってあげる

『赤ちゃん抱っこと』言って膝に上の子を座らせて横抱っこ。おっぱい飲ませるマネをして、『ゲップね~背中トントン』、『あ~吐いた!ガーゼでフキフキ~』『オムツ替えよう!あ!お尻が赤い!うちわで乾かそう!パタパタ~!あー!ウンチ漏れてた!』『笑うかな?ニコー』などなど、下の子にしてることをそのまんま、マネで上の子にやってみました。オムツがまだとれてないので、オムツ替えもわざわざ寝転ばせて替えてあげたりしました。
上の子が望むかどうかわからないままやっていましたが、ニタニタと嬉しそうな満足した表情。しばらくは毎日のように赤ちゃん抱っこして~と言ってきましたが、しばらくすると言わなくなりました。

赤ちゃんは上の子が好きと伝える

上の子の3歳直前に下の子が生まれましたが、まだ細かいことはわからないので、『ほら!上の子ちゃんの方を向いて笑ってるよ!好きって言ってるよ!』、たまたま上の子が来た時に泣き止んだら『上の子ちゃんが来たから安心して泣き止んだよ!』『赤ちゃんは上の子ちゃんが好きやから一緒にいたいんだって。3人で一緒にお散歩に行こう。』

ママは上の子が大好きと毎日伝える

下の子が泣いている時に上の子がグズグズ言い出したりするとイライラMax!上の子のペースに合わせられていた産前に比べて、早くとせかしたり、どうしても怒ることが増えてしまいました。
でも日中何があったとしても毎日夜寝る前には必ずギューとハグをして、大好きよと言うようにしていました。
これは母が私が小さい頃、イライラしていても好きよ可愛いねと言ったら満足した顔で私がスッと寝たとのことでマネしてみました。

お兄ちゃんお姉ちゃんだと言う気持ちをくすぐる

『赤ちゃんはまだ何もわからないからいっぱい教えてあげてね、お手本を見せてあげて。』『どうやってお箸とかスプーン使うか見せてあげて!』と言って一人でご飯を食べてもらいました。赤ちゃんが生まれると食べさせてもらいたがると聞いていたので。
他にも『爪切りってどうやるか見せてあげて』と言うと、大人しく膝に座ってくれました。

頼りにする、存在価値を認める

例えばうんち漏れしていた時に『助けて~、新しいオムツ出して!』とか、吐き戻しした時に『助けて!ティッシュとガーゼ下さい!』
家事をしている時に泣き出したりしたら『ママが行くまで歌ってあげて!』と頼りにしてみました。
そして、多少ちゃんとできてなかったとしてもお手伝いをしてくれた時には必ず、『上の子ちゃんのおかげで助かったよ!ありがとう!ママは嬉しいよ!』と言うようにしていました。

赤ちゃんをお世話する時も気遣う

一緒にできるお世話はできるだけ一緒にしてみました。
オムツ替えの時にオムツ出してもらったり、寝かしつけの抱っこの時に一緒に歌ったり、沐浴の用意を手伝ってもらったり。
赤ちゃんがお腹すいて泣き出した時は『泣いてるね。何でだと思う?おっぱいかな?ねんねしてくれたら上の子ちゃんと遊べるし、おっぱいあげてみてもいいかな?』とお世話することが必要であると考えさせた上で、許可を得てからお世話していました。
あと赤ちゃんをあやしたい時は赤ちゃんに『上の子ちゃんはいつもいっぱいお手伝いしてくれてるよ!赤ちゃんも早くあんな風になりたいね』『上の子ちゃんと赤ちゃんは仲良し~、赤ちゃんは上の子が大好きやね~、上の子ちゃんが近くにいてくれて嬉しいね。一緒に散歩行って楽しかったね。』などと話しかける内容に必ず上の子が喜ぶ内容を入れました。

上の子の赤ちゃんの頃の話をする

下の子が泣いていたら、「上の子ちゃんも赤ちゃんの時はよく泣いてずっと抱っこしてたよ。」「上の子ちゃんもよく吐いてたね。」「パパのくしゃみでびっくりして泣いてて可愛かった。」など赤ちゃんの頃の思い出話をしました。赤ちゃんの頃の写真を見せて「これは上の子ちゃんだよ。下の子ちゃんとソックリだね。」など、赤ちゃんの頃の写真も頻繁に見せていると、自分から「私もこんなだった?」と聞いてくるようになりました。

なってしまったら

赤ちゃん返りしてしまったら、怒ってはいけません。下の子のお世話で忙しいのでとってもイライラしますが、怒ると逆効果。
パパやバーバーなど周囲の人に協力してもらい、下の子を見てもらって上の子と一緒に公園に行くなど、上の子がママを独占できる時間を持つようにしてあげてください。上の子が遊びに行けないから可哀そうと思って、パパと二人でお出かけさせるのではなく、上の子にママを独占する時間を作ってあげるようにします。
また、下の子へ乱暴にしてしまった時もただ上の子を叱るのではなく、「ママも赤ちゃんも上の子が大好きなんだよ。そんな乱暴にしたら嫌われちゃうんだよ。」と伝えるようにしてあげましょう。

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