つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

【実証】子どもの薄味いつまで続ける?3歳半まで続けた結果どうなったか

2019/06/17

子どもの離乳食を始めた時に悩むことの一つに『薄味はいつまで続けるのか?』ということが挙げられるのではないかと思います。私の個人的な意見も多く含まれますが、薄味を続けた我が子の場合はどうなったかなどをご報告したいと思います。

一般的には?

本などで調べてみると、薄味についてはこのような内容になっています。
1歳半くらいまでは薄味を守ってください。それ以降も多すぎる塩分は体に負担をかけます。一度濃い味付けに慣れると薄味のものを食べなくなることもありますし、大人になっても濃い味付けを好むようになります。離乳食を卒業して幼児食に移行した後も、塩分は控えめにしましょう。5歳くらいまでは大人の2分の1以上に薄めるのが基本です。また、味付けもソースやケチャップ、マヨネーズ、ドレッシングは素材の味がわからなくなるので控えます。混ぜご飯、雑炊などいろいろな味を混ぜ合わせたものは素材の味がわかりにくくなるので、たまに食べる程度にします。とのこと。

私の周囲では平均すると1歳半を過ぎたあたりから徐々に大人と同じ味付けにしており、3歳頃にはほぼ同じものを食べている人が比較的多いのではないかと感じます。
1歳半ですでにコンビニ食材やお惣菜も食べている子もいました。
3歳までに味覚が育つとも言われますが、いろいろな味を味合わせてあげたいから何でも食べさせるという人もいれば、素材の味がしっかりわかるようにしたいと薄味にする人もいます。
偏食がひどいから少し濃いめに味付けしたら、食べてくれるようになったという人もいれば、しっかり味のついているところだけ解体して食べているので意味がないという人もいます。
一般的な意見はありますが、みなさん様々といった感じです。

また薄味とは関係ないのですが、生ものに関して、生卵はアレルギーの心配がなければ離乳食卒業後は半熟状でも食べられます。ただし、生の刺身は幼児期も控えた方が良く、刺身を安心して食べさせられるのは肝機能がほぼ大人なみになる8歳以降と言われています。といった内容でした。
こちらも、様々で園児でもお刺身を食べている子は多いように感じます。

我が子の場合

我が子は3歳半まで、ダシ以外の味付けはほとんどしたことがありませんでした。いつまで薄味を続けるのだろうかと思っていた時に、出会った保育園の先生に『食べてくれるならできるだけ長く続けてあげた方が良い。』と聞いたことがきっかけで続けました。味付けしない方が楽というダメな理由もありましたが。
我が子はアトピーとアレルギーもあったので毎日お弁当だったのですが、3歳半ころから少しだけ塩味をつけるようになり、そこから薄味のしょうゆ、みそ、お砂糖など広げていきました。
何も味付けしなくても良く食べてくれる子だったのですが、ほんの少し塩をかけてあげるだけで、塩入ってると喜んで食べていました。薄味を続けたことにより、素材の味も良くわかるようです。私や主人が食べても何が入っているかわからず、見た目でも何が入っているかわらないものでも、子どもは入っているものを当てています。この子の場合は続けて良かったのではないかと思います。

下の子は偏食がちなので、1歳半を過ぎたあたりから少しずつ味付けをしていました。味付けをしてあげた方がいつもより食べるかと思えば、その味に慣れてしまうと食べなくなったり、味もついていなくて普段は食べないブロッコリーなんかでも、ゆでたばかりの出来立てを上の子がつまみ食いしているのを見て、一緒にマネしてつまみ食いしていて驚くこともあります。
味を付けて食べるようにするよりも、『出来立て』という最高の調味料と、盛り付けを可愛くしてみたり、楽しそうにつまみ食いしたり、ちょっと変わったスプーンを使わせてあげたりという工夫で、その素材の味に良いイメージを持って慣れさせてあげる方が良いのだろうなと感じます。

結論

私の小さい頃は薄味にした方が良いなどと言われなかったので、私の母は離乳食初期から味噌汁などを食べさせていたと言っていました。そのせいかどうかはわかりませんが、私は塩辛い濃い味付けが大好きです。
我が子は3歳半までほぼ味付け無しで育てましたが、味付けしてなくても食べますし、味付けのあるものはさらに喜んで食べ、甘い物も塩辛いものも大好きです。
しかし薄味で育ったので、濃い味付けが苦手という人も周囲ではいます。
なので、どういう味付けで育ったとしても、その結果薄味好きになるか、濃い味好きになるかはわからないのではないかと思います。
ただ、薄味を続けたことにより、私ではわからない味を感じられる子になったようには思います。
また、少し苦手な食材があったとしても、少し味付けしてあげることで美味しいと言って食べてくれるのも薄味を続けるメリットなように思います。
一度濃い味付けに慣れてしまうと、なかなか薄味には戻すことが難しくなります。健康のためにも薄味は続けた方が良いけれど、薄味を続けることは親にとっても別で作らないといけないので負担も多いです。
結論としては、一番大事なことは『楽しく食事をする』ということではないかと思いますので、無理せずできる範囲でできるだけ長く薄味を続けてあげる。健康のためにも家族全員で薄味にし、しんどい時は外食や少し濃い味付けの日があっても良いのではないかと思いました。
たまに、いろいろな味が食卓に出てくることで、子どもにとっては楽しみや食に関する会話も増えると同時に、いろいろな味を知ることができますし、できるだけ普段は家族全員薄味にすることで作るのも楽になり、みんなで健康になれますよね。
こうしなければいけないと考えてしんどくなるよりも、親子ともに楽しい食事の時間が過ごせると良いですね。

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