つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

【おすすめドリル】語彙力をつけるためにできること

低学年のころは学校のテストでも問題なく解けていたのに、高学年になって算数の文章題でつまづいたり、国語が伸び悩んだりする原因は、低学年の頃から積み重ねてきた語彙力や読解力に関係しているそうです。家庭でできる勉強法をいろいろ探ってみました。

絵本の読み聞かせで語彙力や読解力はつく?

読解力や語彙力をつけるために絵本の読み聞かせをすると良いとよく聞きますよね。
私の場合は、絵本を子供に読み聞かせするのが妊娠中の憧れだったので、毎日のように寝る前に読み聞かせはしてきました。語彙力や読解力もついてきたらいいなとは思っていました。小学1年生ももう終わりという頃に、ふと無料の自宅で受験できる模試を見つけて1年間のまとめとしてやらせてみたらなんと、とてつもなくボロボロでした。学校のテストはそこそこちゃんとできていたので大丈夫だと思っていましたが、学校で習ってすぐに受けるテストとはまた違うのだなと感じました。間違っている箇所を確認すると、まず問題文がちゃんと読めていませんでした。
算数と国語、どちらも『ちゃんと読んでない』ことが原因で間違えているところの多いこと。
国語の文章読解に至っては、まだ時間が余っているのにできたと言うので、最後に見直ししてねと声かけもしましたが、ボロボロの解答だったので、問題文何回読んだ?と聞いたら何と1回しか読んでいませんでした。
我が子の場合は、絵本の読み聞かせをしたからといって語彙力や読解力がつくということはなかったです。
読み聞かせでつく子もいるとは思うのですが、我が子に関しては2人ともだめそうです。下の子に至っては絵本を読んだ後に、話がよくわからなかったと言っていることもしばしば・・・。

語彙力をつけるためのドリル

語彙力をつけるためになにか別個で勉強した方が良いかと思い、といろいろと調べて評判の良さそうなものを買いあさってみました。アマゾンで中身が見られるものも多いです。良さそうだなと思って購入したものをご紹介します。

小学4年生までに覚えたい 説明文の基本フレーズ400、物語文の基本フレーズ

この2つは寝る前にクイズ形式で取り組みをしてみました。クイズをした後に、出てきた語彙を使って親子でいろいろ例文を考えています。語彙は使えるようにならないと意味がないかと思ってやっているのですが、こちらの語彙力が足りなくて、なかなか良い例文が出てこなかったり、子供が言った例文がちょっと違う気がするけどうまく説明できないや~というようなことも多々。スマホの検索で調べたりしてますが、便利な時代だなとつくづく思います。

物語文と説明文に出てくる語彙が、イラスト付きでいろんなパターンで問題になっています。
ちなみに物語文と説明文は別々に購入しないといけません。
イラストに合う語彙の意味を選択肢から選んでみたり、動物の名前の入ることわざばかりを集めて、動物の名前がカッコで抜いてあり、選択肢にある動物から選んでみたりします。裏のページには表のページで出てきた語彙の意味が書いてあって、意味が通るように言葉を並べ替える問題になっています。
4年生までとありますが、低学年から高学年まで幅広く使えると思います。私も見ていても何となく知ってるけど、どいういう意味かちゃんと説明できないものや、知らない言葉も載っていました。
イラストが多くてザ、ドリルという感じではないのと、問題の出し方がいろいろなので飽きずに楽しめそうです。
ただ、このドリルに限った話ではありませんが1周やっただけではすぐ忘れてしまっているので、出てきた語彙は日常的に使ってみたり、音読させてみたりと何度か繰り返す必要はあると思います。

ことわざのおはなし 小学1年、小学2年生

こちらは学研がシリーズ出だしているおはなしドリルシリーズです。おはなしドリルシリーズは伝記や都道府県や科学のおはなし、ひとのからだ、宇宙、世界の国のおはななし、季節の行事、わらいばなしなど、いろいろな種類がたくさん出されています。おはなしを楽しんだ後に、下にある設問を解きます。おはなしドリルは小学校1~3年生向けでどのシリーズも問題はとても簡単なので、学年が上がると問題を解くことで読解力をつけるという意味では使いにくいかと思います。学年が上がった場合は同じ学研から出版されている小学4年生~6年生向けのおはなし推理ドリルが面白そうです。
今回はこのおはなしドリルシリーズの中から語彙が身につきそうな『ことわざのおはなし』です。
1年生用と2年生用と2冊ありますが、ことわざが苦手なら現在の学年に関係なく両方やってもいいと思います。
見開き1ページに1つのことわざを使ったストーリーが書かれており、それを読んだ上で問題文の下にある設問に答えます。問題は簡単なので幼稚園児の下の子も一緒にできました。問題が簡単なので嫌がらずにやってくれます。我が家では寝る前に口頭でやっていますが、ドリルを1ページやるというよりはクイズ付きの読み聞かせをしてもらっているという感じになるので、子供は喜んでいます。
ストーリーの中でことわざを覚えるので、記憶にも残りやすいと思います。簡単だけど問題がついていることで、集中してしっかり聞く(読む)ということにつながっていると思います。
語彙の話からはそれますが、このシリーズは子供が喜んだのでいくつか揃えて、寝る前に今日はどれを読む?といった感じで子供に選んでもらっています。子供が嫌がらずにやってくれることが一番最初のハードルだと思うので、親子で一緒に口頭で読んでできるものは、口頭でやるようにしています。
字をかくより口頭の方が子供は負担も少なく楽しんで取り組めるのですが、親の負担は倍増です。
言えばちゃんとやってくれる子の場合は、こちらはカラーで見やすく、子供一人でやってもらっても取り組みしやすいと思います。

出口先生の頭がよくなるかん字

私は無知なので初めてしりましたが、出口 汪先生というと国語の世界ではとっても有名な方らしく、中学受験をした友人は知っていました。漢字以外にもたくさんドリルを出版されていて、とてもよかったのであれこれ揃えましたので、またそちらも後日ご紹介したいと思います。
このシリーズは小学校1年生から6年生まで出版されています。1,2年生はもう少し簡単なものと2種類出版されています。
漢字の学習というと、漢字のノートにひたすら書き取りをして覚えるというイメージでおりましたが、こちらは、言葉が並んでいてそれを意味が通るように並び替えをした上で、線のひいてあるひらがなを漢字に直します。
漢字を単体で覚えるのではなく、文章の中で言葉として覚えるようになっています。漢字を覚えながら、語彙を増やせるので素晴らしいドリルです。

思考力アップに不可欠! ふくしま式 小学生が最初に身につけたい語彙200

これまでご紹介したものと比べて少し難しくなりますが、こちらも買ってみました。
文字も小さく、イラストもなくなり、レベルが高そうです。もう少し学年が上がるまでおいておこうと思って、本棚にしまっています。
国語関係は出口式とこちらのふくしま式、ほかにも陰山さんとか、七田式とかいろいろあるみたいです。
私の勝手なイメージですが、比べてみるとふくしま式の方が出口式より難しそうに見えます。よく塾で使われているのもふくしま式だったりするみたいです。語彙以外のドリルもチェックしてみましたが、個人的な意見ですが低学年であまり国語が得意でない場合は出口式の方が字も大きくイラストも入っていたりでとりつきやすそうです。ですが、ふくしま式も力がついてきてからやれば、売り文句の偏差値20アップというのもあながち嘘ではなさそうに思います。こちらはアマゾンで中身が見られます。著作権の関係で中身の写真を勝手に載せるとマズイと思うので、そちらでチェックしてみてください。解説と例文のあとに問題が載っています。先に紹介したドリルからするとぱっと見取っつきにくい感じはあるのですが、使い方を例文の中で覚えていくので着実に力になりそうです。
例文がたくさんあるので、音読させると良いと思います。

語彙力アップ1300

こちらは小学生向けで3冊、中学生用で1冊出ています。
一番最初の小学校基礎レベルは小学校三年生からはじめたいと書いてあります。1年生であまり国語が得意でない我が子には当然まだ無理そうですね。中学生でも使っても良さそうに思います。ただすべての漢字によみがながふってあるので、低学年でも読めなくはないです。
2冊目が4年生から始めたい、中学入試レベル。最後が6年間で覚えたい総まとめになっています。
ページが切り取れたり、裏面にすぐ答えがあるので、1日1枚のペースで子供が自分でできそうです。
例文が並んでいて、その下に意味がいろいろ並んでいるので、どれが対応するか考えて、最後はその語彙を違う例文のカッコにあてはめていきます。
こちらもアマゾンで一部中身が見られるのを参考にしてみてください。語彙は辞書みたいなのをひたすら読んで覚えるよりも、文章の中で自然に意味を理解していくのが早くて確実だと思うので、こちらも3年生になったらやらせていきたいです。

子供が自学できる方法は?

ドリルをやるのはいいのですが、付き添ったり丸付けしたりとなかなか親の負担も大変ですし、ドリルをやらせようとして勉強感が増すほど子供は嫌がります。自主的にやってくれるとありがたいのですが、、ということで、見つけました!漫画で語彙を増やす方法は自分も子供の頃に漫画でことわざを覚えたのでとても有効だと思います。ストーリーの中で覚えるので覚えやすいし、漫画なので読みやすいです。
我が子の場合は絵本の読み聞かせではあまり語彙も読解も身についてなかったと先ほど言いましたが、やはり本を読むことは大事だと思います。読み聞かせももちろんあっという間に語彙が増えたりすることはないけれど、本を読むことに抵抗がなくなったり、知識も増えるので、あとあとボディーブローのように効いてくると信じて続けています。
学習漫画シリーズはできればゲームやアニメなどにはまる前に子供の手に届くところにたくさん置いておくのが良いと思います。漫画なので読みやすいし面白くもあるのですが、ほかにもっと刺激的な面白いものを知ってからだと、はまりにくいと思います。見ないだろうと思っても、壁にポスター貼ってると勝手に読んでたり、子供の本と一緒に私の本を並べておくと、勝手にパラパラみてたりするので、興味なさそうかもと思っても置いておくと良いです。子供が食いつきそうなところを少しだけ一緒に読んでみたら面白いとわかって、あとは勝手に読み進めていました。

ドラえもん学習シリーズ

みんな大好きドラえもんですが、我が子は幼稚園時代にテレビアニメのドラえもんを見せたら怖かったらしく、それきり見ていません。でも、これは手渡したら面白いといって読んでいました。語彙を使った4コマくらいの漫画が載っていて、補足で説明が書いてあったりします。当然全部読んだ方が良いのですが漫画しか読まなくてもストーリーの中で語彙を使っているので力になります。学習漫画は漫画のところしか読まず意味がなかったというのもよくある話ですが、語彙に関しては漫画しか読まなくても全然オッケーです。
シリーズでたくさん出ていて、敬語、ことわざ、慣用句、四字熟語、百人一首など全部そろえたくなります。図書館でも借りられる地域もあると思います。

ちびまる子ちゃん満点ゲットシリーズ

こちらもドラえもんと同じく、シリーズでたくさん出ています。
こちらも4コマ程度の漫画の中で語彙を覚えていきます。慣用句、ことわざ、それぞれの続編、敬語、ことば教室、漢字使い分け、などまだまだありますが、全部欲しくなりますね。

小学生おもしろ学習シリーズ まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070

こちらはドラえもんやちびまる子ちゃんと違って一コマの漫画で語彙を覚えていきます。カラーなので見やすく、こちらも覚えやすそうです。

マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉

有名な?10才までに覚えたいシリーズです。こちらはカラーではないので、我が子の食いつきは今ひとつでしたが、学年が上がったらもうちょっと読んでくれるのではと思っています。辞書的な使い方をしても良さそうだと思います、。

まとめ

漫画で学習シリーズは他にもコナンであったり、クレヨンしんちゃんだったり、こち亀の両さんだったり、国語以外にも算数、理科、体育などたくさん出ています。子供さんの好きなキャラクターで取り組むのが良いかなと思います。あとは語彙のものだと、まる子ちゃんと、ドラえもんは4コマくらいの漫画になっていますが、しんちゃんとコナンは1コマだったりと違いがあるので、好みもあると思います。

本はたくさん目に見えるところに置いておくのが良いと思います。最終的に読まなく終わってしまいそうだったら、親子で一緒に読もうと思っています。
公文が毎年推薦図書を公開していて、友人はそれを上から順番に図書館で全部借りて読み聞かせしていました。上記の漫画シリーズは図書館でおいていることもあるので、公文の推薦図書と合わせて借りてみるのも良いと思います。
くもんの推薦図書2021年

-家庭学習全般(小学生)