つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

メダカの産卵床をスポンジと毛糸で自作 たくさん卵を産んでくれたのは?

2022/06/17

近所のドブで子どもが捕まえてきたメダカを飼育しています。
5月に入ってから、お腹に卵を抱えて泳いでいる姿をよく見かけますが、一緒に入れているアナカリスという藻を引き上げて見ても、どこに卵がついているのかわからず、赤ちゃんが生まれている気配もないので、産卵床という卵を産みやすい場所を作ってあげて別のところに隔離しようと思いました。
市販されているものもありますが、ビジネスで増やそうというわけでもないので、低コストで作ってみました。

スポンジバージョン産卵床

スポンジの固い部分を産卵する藻のかわりにするらしいです。固い部分をベリベリと剥がして、大きいので半分に切って切れ込みを入れて、残ったスポンジに差し込んで浮かべるだけという簡単なものです。
いろいろ調べていると、暗い色の方がメダカが産卵しやすいように書いていたので、スポンジの固い部分が濃いグリーンの色のものを選んでみました。
メダカのスポンジ産卵床

毛糸バージョン産卵床

こちらも黒っぽい色の方が良いのかと思い、黒のアクリル毛糸を使用しました。
指四本にくるくると5,6回巻き付けます。ちなみに、幼稚園年中児の子どもが自分の手で作った毛糸の産卵床にも産卵してくれたので、子どもの手のサイズでも大丈夫そうです。水面から5センチくらいのところが産卵しやすいと書かれているものもありました。
毛糸でメダカの産卵床
少し長めに10センチほど?残して毛糸をきりました。指から毛糸の束を抜き、一カ所玉結びしてまとめます。反対側にハサミをいれます。
毛糸でメダカの産卵床毛糸でメダカの産卵床毛糸でメダカの産卵床
産卵床は浮かせたいので、ウキにペットボトルキャップを使っている人もいるみたいでしたが、キャップにうまくまきつけられなくて、穴もあけられなかったので、納豆のパックの蓋を使いました。加工しやすくてちゃんと浮かんだのでオススメです。
500円玉位のサイズに切り取り、真ん中にドライバーで穴を空けて、毛糸をとおします。
毛糸でメダカの産卵床
抜けないように1回玉結びして、持ち手になる部分を輪につくって完成です。
毛糸でメダカの産卵床
ぬれていないと沈みにくいので、濡らしてから浮かべた方が良いと思います。

どちらの方が産卵してくれたか

どちらも作るのは簡単でしたし、コスト的にも同じくらいですが、毛糸の方は水槽に浮かべて次の日には8個くらい産卵されていました。写真の小さ~い透明の丸いのがメダカの卵です。
毛糸でメダカの産卵床
スポンジの方は産卵されないまま、2日後にはスポンジから固い部分が抜けてしまって、改良が必要です。
でもその後沈んだスポンジを割り箸で引き上げてみたら、産卵されていました。
でもその後も大量に産卵されることはなく、どちらも2,3個ずつ産卵されている感じでした。
最終的に、友人からホテイアオイという水草が増えすぎたため譲ってもらい投入したところ、めちゃめちゃ産卵されていたので、やっぱり自然のものにはかなわないのかな?1つ100円くらいで売られています。ただ、ホテイアオイは日光がないと枯れてしまうので、室内飼育には向きません。あと、めちゃめちゃ増えて困ると友人が言っていたので、購入する場合は最初は少なめにすると良いかと思います。
あと、水槽に入れているアナカリスという水草も増えてきてメダカが泳ぐスペースがなくなってきたので、水槽から取り出してバケツに入れておいたらそこに卵がついていたようで5匹くらいいつのまにか生まれて泳いでいました。わざわざ産卵床作らなくても良かったかも?
ただ、やっぱり親メダカの水槽から卵の時に取り出してあげないと勝手に産卵して赤ちゃんが生まれて大きく育ってくれることはなかったので、卵の段階か生まれてすぐに親メダカに食べられていたのではないかと思います。

採卵後は?

孵化する瞬間がみたかったので、小さいプラスチックのコップに卵を取り分けてみました。卵はカビが生えるとだめらしいです。途中で色が白く変わってしまったものも無精卵なので取り除きました。薄黄色の透明なものは有精卵だそう。塩素の入った水はカビが生えなくて良いとのことで毎日水をかえていましたが、最後の方は水替えもせず赤ちゃんばかり入っている水槽に卵を入れて放置していたら勝手に増えていたので、そこまで毎日世話をしなくてもよかったのかもしれません。
メダカの卵
赤い丸で囲っているところがメダカの卵です。めちゃくちゃ小さいのでなかなか見にくいですがよく見ると、最初は透明だった卵にだんだん黒い色が入り始めました。黒いのはたぶん目です。黒い色が多くなってきたら、朝見たときは卵だったのに、いつの間にか水の上の方を小さいメダカの赤ちゃん(針子と言います)が泳いでいて、残念ながら、生まれる瞬間は見られませんでした。
メダカの卵と針子
赤丸が卵、青丸が針子です。小さくて可愛い!
卵を採卵すると同時に、赤ちゃんの針子が生まれた時のためにグリーンウォーターを作りにかかりました。
飼育水を違う容器に分けて、ボウフラがわかないように蓋をして水草を入れずにを日に当てておくとグリーンウォーターになるそうです。針子がうまく育たない原因が餓死だそうです。グリーンウォーターのなかで針子を育てると常に食べるものがあるので、うまく赤ちゃんが育ってくれるそうです。土や水草、タニシなどをいれずに置いておくと良いとあったのでやってみましたがあまりうまくグリーンにならなかったのですが、それに赤ちゃんを入れて、親のメダカにいつもあげている川魚の餌を指ですりつぶしてあげたら、いまのところ赤ちゃん成長中です。よーーーーく見ないとどこにいるのかわからないくらい小さいですがとっても可愛いです。ちなみにグリーンウォーターを作るときに沼エビを入れておくとコケが生えにくくて良いそうです。そういえば、前にヌマエビを増やそうと思って卵を抱えているヌマエビだけを違う容器にわけたら大量に赤ちゃんエビが生まれて、その水がグリーンウォーターになりました。そのときはヌマエビとほんの少しのアナカリスしか入ってなかった記憶があります。
ヌマエビはメダカの卵と一緒にいれていましたが、赤ちゃん産まれていたので食べることはなかったと思います。

-ただただ育児日記