【学年習字】おうちでお習字
2024/07/01
習い事はお金がかかるので、お習字って家でできないかな~ということで、いろいろ探して学年習字という通信の習い事をやってみました。二年ほど経過しましたので、いくらかかるか?どんな感じかお伝えしたいと思います。
学年習字について
まず提出等はどんな感じなのか毎月の流れです。
だいたい我が家にはいつも25日ごろに冊子が届きます。お手本を見て自宅で練習します。硬筆、毛筆片方だけでも両方でも大丈夫。競書に提出すると級がついて、とっても上手に書けた人は誌面で優秀作品として写真が冊子に掲載されます。
また自宅でただ書いているだけじゃなくて、アドバイスが欲しい人は、別途添削券を購入し、添削に出すこともできます。添削は1~2週間で返送されてきますので、再度それを見ながら清書して、競書に出します。次の号が届いたら、何級になっているのかを確認して、月末までにポストに投函します。3ヶ月後の冊子に名前と級が載ります。添削に出す場合は、提出期限までに添削を見てもう一度清書をする方が練習になって良いと思うのですが、添削が返却されるのに時間がかかるので冊子が届いたら早めに出した方が良いです。
学年習字の特徴
全学年のお手本がついてきます。(ただし、サイズが小さいので拡大コピーが必要)
冊子が届いて名前が載るので、毎月自分の名前を探す楽しみがあります。
添削は別料金必要だが、名前の指導もあったり、シールを貼ってもらっていたり、一字ずつ丁寧に添削してもらえるので、別料金が必要なだけはあると思います。
他社の通信のお習字では、競書に出したら添削して級を記載して返送されてくるところもありますが、途中で添削に出すことで月に2回締め切りがあるため、さぼりにくくなります。
硬筆については級のつく学年別の競書の他に、もう少し文字数が多くなった縦書きの競書とよこ書きの競書があります。提出用紙の購入が必要ですが用紙さえ購入すれば別料金必要なく、学年別競書、縦書き、よこ書き全て出すことができます。用紙は、5冊で500円弱で売られています。1冊あればなかなかなくならないので、続けられそうであれば購入しても良いかと思います。学年別競書は級がつきますが、縦書き、よこ書きについては、級に関係なくABCで評価がつきます。我が家も毎月ではありませんが、出せる時だけ出している感じで続けています。ずっとCだったのがBが付くようになったり、BだったのがAがはじめて付いたときなど、励みになりました。
かかる費用は?
いくらかかるかが一番気になるところかと思います。
以下2024年6月時点での金額になりますので、参考までに見ていただき、改訂等はそれぞれご確認ください。
ひと月の冊子代 625円(税込み、送料込み)。お申し込みは半年または1年まとめてとなります。(半年3,750円/1年7,500円 )
あとは競書を郵便で出すので、競書に出す切手代 84円、合計で一番最低限だと、毎月709円です。
あとこれに提出するときの封筒がありますが、私はもったいないので再利用したり、自作したりして節約していますので、ほとんどかかっていません。
毛筆は墨汁や半紙代がかかりますが、これはどこの教室に習いにいってもかかってくるものなのでカウントしていませんが、競書を載せている冊子によっては半紙も指定の物でないと出せなかったりする場合がありますが、学年習字は特に指定はありません。
ただ、半紙は文房具屋さんで売っているもので大丈夫ですが、硬筆は提出用の専用の硬筆用競書用紙を購入しないといけません。5冊セットで500円弱ですが別途送料がかかりますので、私のオススメは『学年習字はじめるキット』を申し込みすることです。
・「学年習字」6ヵ月分
・添削6回分
・あなたのお名前、ご住所お手本
・出品用競書用紙
・学年別競書用紙A (幼年、小学校1・2・3年生用)
または学年別競書用紙B (小学校4・5・6年生、中学生用)
これがまとめて税込み4700円です。はじめての人しか申し込みできません。個人的に名前のお手本が欲しくて、私は最初にコレを購入しました。自分の名前だけは綺麗に書けるようになって欲しいです。
学年習字はじめるキットは兄弟ごとに一人1回ずつ申し込みできるそうですが、兄弟については後述しますが、別途競書券を購入すれば冊子は1冊で兄弟で使い回せるのでその方がお得かとおもいます。
ノートに練習して、清書を競書用紙に書くようにすれば、競書用紙もなかなか減りません。
それ以外に年に1回展覧会があります。2月号に要項やお手本が載せられて、締め切りがだいたいゴールデンウィーク頃。出品したい場合は、硬筆、毛筆それぞれ作品1点につき1100円。また、別途、展覧会出品用の用紙購入が必要です。硬筆の場合は2年前に出した時に20枚入りで396円ぐらいだったと思うのですが、現在の分については変わっているかもしれませんので確認お願いします。
添削が欲しい場合
先生からの指導が欲しい場合は、郵送で添削してもらえます。
添削に出す場合は
添削券が6枚セットで2200円(税込み、送料込み)
返信用封筒にはる切手、提出用の封筒に貼る切手 84✕2枚=168円
がかかります。
兄弟で習わせたい場合は?
冊子は一冊あれば、全学年のお手本がついています。
なので、準会員券という競書券だけを購入するという方法があります。
準会員券は1組10枚綴りで2150円。1枚当たり215円。こちらは送料不要で購入できます。一ヶ月に準会員券を3枚以上使用する場合は、もう一冊別途で冊子を購入した方が少しだけお安くなります。
具体的に兄弟二人で習う場合で、毎月学年別競書、縦書き、毛筆を全部出すのであれば、それぞれに冊子を購入した方が安くなります。なぜかよこ書きは競書券が必要ありません。1冊だけ頼んで兄弟で各月ごとに交代で競書を出すことも可能です。
我が家はまだまだ気分で出したり出さなかったりなので、1冊で使っています。
ちなみに、出さずにお休みした月があっても前回の級を控えておけば大丈夫です。(今何級か書いてから提出が必要なので、控えておく必要があります。)
どうやって継続する?
最初に半年か一年契約で支払いをした後、最後の冊子が送られてくるときに冊子と一緒に継続用の振り込み用紙が同封されています。次回以降継続する場合は、最初と同じでひと月の費用は625円。お申し込みは半年または1年となります。
(半年3,750円/1年7,500円 )
支払い方法はカード払いも可能です。
日本習字とのちがいは?
こちらも2024年6月時点の幼児、小学生、中学生の金額になります。
入会金 1,000円
料金は1ヶ月あたり 575円(12ヶ月一括申し込みの場合)、
(6ヶ月一括だと625円/月となります)
※課題を送る送料などは含まれていません。
12ヶ月一括払いだと日本習字の方がお安いです。
添削を送ってから結果がわかるまで学年習字は2ヶ月かかるが、日本習字は1ヶ月と短いです。
書いた作品に直接級位と添削が入った状態で返送されてくるので、冊子に名前が載ることはないですが、添削券がなくても添削してもらえるのは良いですね。
学年習字は競書に提出した課題は返送されてきません。(添削の場合は返信用封筒を同封するので、添削された上で返送されます。)
日本習字はお手本は原寸大だが、学年習字はB5サイズなので自宅で拡大コピーするほうが書きやすいです。
お手本は日本習字は自分の学年の分しか送ってもらえないので、他の学年の分を見ることはできないし、年齢の違う兄弟で受講する場合(特に下の子が気分で出したり出さなかったりする時はやりたいときだけできるのでオススメ)や、違うお手本も練習したい場合は学年習字の方が向くと思います。
毛筆は学年習字は半紙に決まりはないが、日本習字は半紙を別途購入する必要があります。しかし、半紙に補助線が入っていて書きやすそうです。
日本習字は冊子が送られてこないので他の人の作品を見たり、冊子に掲載されることはありません。
硬筆は小学生は補助線が入ってなさそうに思いました。
冊子に記載されている、字を書くときのアドバイスは日本習字の方が丁寧でわかりやすいように感じました。
何歳からできる?
小学生、中学生の習い事のイメージも強いかもしれませんが、学年習字は小学生以下のようねんもお手本があります。字が書けるようになった年齢からはじめられます。我が子は上の子に合わせて下の子も気分が乗った時だけ年中さんから一緒にやっていました。年少さんの時もやりたいと言ったのですが、まだ字が読めなかったので、ネットでひらがなの無料プリント印刷して適当になぞらせていました。年少さんでも字が書けるお友だちがいますので、子どもがやりたいと言ったらできるとは思いますが、我が子は年長さんになっても、やらない月があったり気まぐれだったので、冊子も安いからと割り切って無理強いせず楽しく続けさせてあげられると良いと思います。
個人的にはお習字は細く長く気長に続けて行きたいと思っているので、安い学年習字は助かっていますが、ちゃんと習字教室に通うことで、お友だちと一緒に頑張れたり、先生に褒めてもらってモチベーションになったりもするので、子どもさんの性格や生活に合わせて習い事を選んでいけるといいですね。