【オムツかぶれ】簡単にできる予防と治し方 原因と対策は?
2017/09/05
産前は赤ちゃんのお肌はツルツルのイメージが強かったのですが、いざ生まれてみると、こんなにもお肌が荒れやすいのかとビックリしました。1人目の月齢の低い頃はおむつかぶれ対策に追われていたことを思い出します。2人目になって簡単にできる方法で全くオムツかぶれに悩まずにすむようになったのでご紹介したいと思います。
目次
おむつかぶれの症状
・排便や排尿の際にしみて泣く。
・おむつ替えの時におしりをかゆがって引っ掻く。
・おしりを拭く時や入浴時にお湯がかかると痛がって泣く。
・見た目でおしりが赤くただれている。
上記の症状がある場合はおむつかぶれを疑いましょう。
おむつかぶれの原因は?
赤ちゃんの皮膚は大人と比べて薄くて未熟なため、少しの刺激でも反応しやすいです。尿や便に長時間触れていたり、汗などでオムツの中が蒸れていたり、おしりを拭く際に強くこすったり、ティッシュなど刺激の強いもので拭いてしまったり、おしりふきの水分が残ったままオムツを当ててしまうこともオムツかぶれを招く原因となります。
簡単にできる予防法
オムツかぶれはどこの家庭にもあるもので簡単に予防できます。
うちわ、もしくはドライヤーです。
オムツを交換する度にお尻の皮膚がサラッとするまで乾かします。うちわなら30秒~1分程度あおぎます。ドライヤーなら一番弱い温風をあててあげます。
触ってみると乾いたかどうかがよくわかります。
たったこれだけでオムツかぶれに全く悩まなくなりました。1人目の時よりもオムツの交換頻度は低くなっているのに2人目はお尻はキレイでした。
少し赤くなってきた程度であればこれだけで簡単に治してあげることができました。
薬なしでできる対策
オムツかぶれになってしまった時も、予防する時もポイントは3つ、清潔・乾燥・低刺激です。
対策1:おむつをこまめに交換する
オムツが汚れた状態でいる時間が長いほどムレて刺激になります。
おむつがもったいないから、何回も交換するのは大変だから、と言って長時間交換しないでいると、おむつかぶれになり逆に大変な思いをすることになります。
成長とともにかぶれにくくなりますので、できるだけ交換してあげましょう。ただし、綺麗にしようと思ってゴシゴシと強く擦ってしまうと、それが刺激になってしまいますので、優しくトントンと拭いてあげてください。
母から教えてもらった方法ですが、ウンチがおしりにこびりついてしまった場合はぬるめのお湯に浸したコットンでふやかしてあげたり、オリーブオイルをしみこませたコットンでゆるめて取るようにしてあげると取りやすかったです。
対策2:オムツやおしりふきの種類を変える
紙おむつを使用されている方であれば、メーカーを変更したり布オムツに変えることで少し症状に変化がみられる場合があります。またサイズを少し大きめの物に変えることで、肌とおむつがこすれにくくなる場合もあります。メーカーによって同じサイズでも大きさ・形・吸収力・通気性など違いますので、いろいろ試してみてください。
おしりふきについてもメーカーによって使い心地が全然違い、合う合わないがあります。
また肌に一番優しいのはコットンですので、市販のおしりふきのメーカーを変えても合わない場合はコットンを使ってあげると良いですね。
私はフタ付きの小さいタッパーを一つ購入し、そこに数枚濡らしたコットンを入れておき、おしりふきとして使用していました。少し割高になりますが、濡れた状態で個包装されているコットンも市販されています。あと柔らかいように思いますが、ティッシュペーパーは皮膚への刺激がかなり強いようで一気に荒れてしまったので、使わないようにしてください。
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対策3:洗う
暖かい時期であればシャワーでぬるめのお湯を出して流してあげます。少し寒い時期であれば洗面器にぬるま湯をためて、赤ちゃんのおしりだけを浸しソッと流してあげる方法があります。ただ、私はこちらの方法はなかなか準備が大変でできませんでした。
ペットボトルや霧吹きにお湯を入れて、下に汚れたオムツを敷いて流したりシュッシュッと吹きかけてあげる方が楽でよかったです。流れたお湯は下に敷いたオムツが吸い取ってくれます。
霧吹きではお湯が冷めてしまうので毎回お湯を入れてあげる必要があります。もっとケアを楽にしたい!という方には、電気でお湯の温度を保って使いたいときにお湯がサッと出てくる霧吹きや、お湯でコットンを湿らせられるベビー用品なども販売されていますので、検討されてみても良いでしょう。
対策4:ワセリンなどの油分で保護する
おしりを綺麗にしてあげた後に、市販のベビーオイルやワセリンを塗ってあげましょう。油膜が肌をムレや汚れから守ってくれます。塗っておくことで、次におしりが汚れた時にこびりつきにくく拭きとりやすくなるというメリットもあります。ベビー用のものとして市販されているものは生後すぐからでも使用できますが、オイルが肌に合わない場合もありますので、初めて使用される場合は赤ちゃんの腕などに1滴のせて5分ほどおき、赤くならないか様子をみてから使用すると安心です。
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対策5:しっかり乾燥させる
おしりを拭いたり洗ったりした後そのままオムツを当ててしまうと、濡れた肌は刺激を受けやすいだけでなく、湿気がオムツの中にこもってしまうので、しっかり乾燥させてからオムツをすることが重要になります。
柔らかい綺麗なタオルやコットンで拭きとってあげたり、予防法でご紹介したうちわやドライヤーで乾かします。
ドライヤーの一番弱い温風は温かくて気持ち良いようでベイビーが脱力してポワーンとなっていて可愛かったです。そのまま眠ってしまうことまでありました。話せるようになると「ボワー」(ドライヤーでボワーっとして)と言って要求してくることもありました。
あとは、ショッピングモールの赤ちゃんルームで他のお母さんがしていたのを見て学んだのですが、新しいオムツの後ろ半分をおしりの下に敷いた状態で、前半分をパタパタパタっと動かして乾燥させるという方法もあります。
ちなみにうちの旦那さんは口でフーフーと息を吹きかけていました(笑)話せるようになってから「フーフー」と言って要求してくることもありますが、男の子だと危険なのでオススメできませんね。
カビが原因の場合も
上述の症状が出ているからと言って全ておむつかぶれというわけではなく、あせもやカンジダ性皮膚炎でも似たような症状がでます。
おむつかぶれの特徴は、おむつの当たっているところだけにブツブツが出たり、ただれたりします。
カンジダ性皮膚炎の場合はカビが原因となり、しわの奥まで赤くなるのが特徴ですが、見た目で判断するのは難しいです。治療法も異なります。
対策してみても一向に改善しない場合や、症状が重い場合は、自己判断せずまずは小児科や皮膚科の受診をオススメします。
おしりが真っ赤になって痛くて泣いている赤ちゃんを見て、心が痛くなりますが、排泄の回数も多い頃はオムツかぶれを全く起こさない赤ちゃんの方が珍しいと思います。
症状が軽い場合は薬などを使用しなくても上記の方法でかなり改善されると思いますので自分を責めずに、少しでも症状が和らぐようにこまめなケアをしてあげてくださいね。
成長とともに悩まなくなりますよ。