つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

旦那さんなど身近な人に赤ちゃんが人見知りして困る時の対策法

2016/10/07

孫可愛さに近づいてきた両親や兄弟を見て子供がギャン泣きしてしまい気まずい思いをするという経験をされた方は多いのではないでしょうか?はたまた仕事でめったに会えないお父さんを見て泣いてしまい、育児の協力が得にくくなって困ったという方もいるのでないでしょうか?

子供の人見知りは大切な心の成長と言われますが、お母さん以外に人見知りしてしまうと抱っこもお世話もお母さんだけと負担が一気に大きくなってしまい、お母さんは本当に大変です。
少しでも軽くする方法をご紹介したいと思います。

そもそも人見知りとは?

子供の人見知りは一般的には6,7カ月頃から1歳にかけて起こることが多いそうです。ただ、とても個人差が大きいものなので、生後3カ月頃から始まる子もいれば、2歳を過ぎても続くこともあります。
知っている人と知らない人を認識できるようになったということです。
人見知りも、女の人だと比較的大丈夫なのに、男性だとダメという場合も多いようです。
うちのベイビーの場合も、宅配便のお兄さんや祖父、叔父さんにはギャン泣きしてしまいました。
髭や髪形や眼鏡が悪いのかとかいろいろ考えてみるも、考えても治るものではないので、子供の成長と思って焦らずに行こうと思いましたが、やっぱり少しでも軽くできた方が助かりますよね。

人見知り対策方法

子供を連れて歩いていると本当によく声をかけられます。それだけ子供にはかまいたくなる魅力があるのだと思います。
今回ご紹介する対策方法はそういった全然知らない人に対するものではなく、あらかじめ会うことがわかっている人に少しでも早く慣れてもらう方法です。
実際に私がやってみた方法で、友人にも紹介してみて効果があったので、試してみてください。

事前に写真を見せておく

実際に会う前に、対象人物の写真を用意します。笑顔の写真や普通の顔の写真など数枚あれば大丈夫です。
プリントしていなくてもスマホに入っているままでも大丈夫です。
それを事前に赤ちゃんに見せてあげましょう。
「○○さん(おじいちゃんやお父さんなど対象人物の名前)だよ。△△ちゃん(赤ちゃんの名前)のことが大好きだって~。よかったね~。明日会いに来てくれるんだって。嬉しいね!」など、楽しそうに写真を赤ちゃんに見せながら伝えてください。
数日かけて繰り返しやった上で、会う直前にもやる方が効果的です。

事前に対象人物へアドバイスしておく

人見知りの時期は、急に近づいてこられたり目が会うと泣いてしまい、一旦泣きだしてしまうと、慣れさせたリ泣き止ませるのが大変になります。会う前に対象人物へ、赤ちゃんが今は人見知りの時期であること、接触すると泣いてしまうので慣れるまで赤ちゃんの存在を無視してほしい(近づかない、声をかけない、目を合わせない、抱っこしない)ことを伝えておきましょう。あと、できれば帽子やマスクなどははずしておいてもらいましょう。
マスクは表情が見えないので、私がマスクをつけて登場しただけで泣いてしまったことがあります。

当日の対策

対象人物が目の前に来たら赤ちゃんの存在には無視してもらい、少し離れた場所でお母さんと親しく話をします。にこやかに、楽しそうに話しを続けます。
そうすることで、この人は大丈夫という警戒が解けてきます。
赤ちゃんの警戒が解けてきたら、そこで初めて写真を出して、写真の人物と目の前にいる人物が一緒の人だよと赤ちゃんに何度も伝えます。まだ、この時点では目は合わせません。目は合わせませんが、にこやかにしていてもらいましょう。
部屋の中などであれば、赤ちゃんが落ち着いていれば赤ちゃんを自由にしてあげてください。
ズリバイができるようであれば、赤ちゃんの好きなオモチャなどを対象人物の近くに置いて、赤ちゃんが自分で近づくまで待ちます。
これが大事です。対象人物から近づくのではなく、赤ちゃんの方から近づいてくれるまで待ちます。
まだ動けない赤ちゃんの場合は、抱っこをしたまま少しずつ近づいていき、隣にいて赤ちゃんの方から手を伸ばして触ってきてくれたりするとオッケーです。
赤ちゃんの方から近づいてくれて初めて、目を合わせる→オモチャを渡してあげる→食べるのが好きな子であれば食べ物を食べさせてもらう→手などを優しく触ってみる→抱っこ、と徐々に距離を縮めましょう。

焦りは禁物

人見知りの強い赤ちゃんの場合は、その日のうちに慣れてくれないこともありますが、焦って目を合わせてしまったりしないようにしてください。
その日中に抱っこまでできなくても、帰り際に少し離れてバイバイと手を振ったり、帰ってからも、お母さんが写真を見せて「○○さん(対象人物の名前)と会えて、お母さん楽しかったな。△△ちゃん(赤ちゃんの名前)も嬉しかったね。よかったね。」と次に会うまで、写真で慣れてもらうように繰り返しましょう。

ベイビーの場合は、祖父に会うと泣いていましたが、一旦泣いてしまった相手でも、別の日にこの方法をすることで、慣れてくれて、その後3回目に会った時には抱っこもしてもらえるようになりました。

また、身近な人以外でも人見知りしている赤ちゃんに無理に慣れさせようとすることで、人見知りがひどくなることがあります。
無理強いをしないことが大事です。時間をかけて赤ちゃんのペースで慣れてもらう必要があります。焦りは禁物です。

会う回数が少なくてどうしてもダメな場合でも、成長するにつれて泣かなくなり、慣れてくれるようになります。
人見知りがあるまま保育園に入った場合でも子供の方から様子をうかがいながら少しずつ距離を縮めていくものです。
できることはするけれど、基本は赤ちゃんのペースを大事にしてあげてください。

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