つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

お母さん失格と思わないで

2017/09/11

赤ちゃんを産んだ瞬間に私は無条件に『お母さん』になれるものだと信じていました。

お母さんが赤ちゃんを抱けば安心して眠って、

お母さんが赤ちゃんをあやせば笑ってくれて、

お母さんは赤ちゃんの気持ちがなんでもわかっていて、

赤ちゃんはお母さんが一番大好きで、

育児をしている間は楽しい気持ちでいっぱいで・・・

 

でも現実は

私がベイビーを腕がちぎれそうになるまで抱っこしても全然眠ってくれなくて、

私以外の人が抱っこした方がよく寝てくれて、

旦那さんがあやすと笑うのに私だとだめで、

離乳食は作っても食べてくれなかったり、

ベイビーにイライラして感情的に怒ってしまったり、

何をしても泣きやまずどうしたらいいのかわからなくて、

泣いているベイビーの横で一緒になって泣きました。

私ってお母さん失格かも・・・

いっぱい悩んで、いろんな人に相談したり、調べたり

わからないままに、追われるように毎日が過ぎていって、

やっとちょっぴり余裕を持って接することができるようになってきました。

 

今になって感じることは、

赤ちゃんも1人の人間なんで、お母さんと同じことを考えるわけじゃないんですよ。

いくら10か月間お腹の中にいたからと言って、

やっぱり生まれてきた時は『はじめまして』なんですよね。

全然違う国に住んでいる人と、毎日電話をし続けたからと言って、

いきなり仲良くなれるわけもないし、

ましてや大好きな旦那さんと一緒に暮らすことになった時でさえ、

生活習慣の違いに戸惑ったり喧嘩もいっぱいしたり。

自分自身も職場や環境が変わった時はやっぱり戸惑うことばかり、

赤ちゃんにとっては息を吸うことから何もかもが初めての中で、

不安でしんどいことが多かっただろうね。

一生懸命大きく成長してくれてありがとう。

 

毎日一緒の時間を過ごして、手さぐりで頑張っていく中で、すこーしずつすこーしずつ、

理想のお母さんになっていって、親も子も慣れていってお互いの考えてることが

ちょっとずつわかるようになっていきます。

赤ちゃんが1歳になって初めて、お母さんも1歳のお誕生日。

初めから理想のお母さんでいられる人はいないです。

子供のことを考えたり、子供のことを思って悩んだりする時間があることが、

もうすでに立派なお母さん。

自信をもっていっぱい悩んでください。

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