つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

離乳食期のお出かけ、赤ちゃんのご飯はどうする?

2016/08/12

赤ちゃんを連れての外出は楽しいものですね。いつもと違う環境で気持ちも晴れてリフレッシュにもなります。ただ、外出時に気になるのは赤ちゃんの食事。離乳食が始まる前であれば、授乳室とおむつ替えができるコーナーさえあれば、何とでもなるのですが、離乳食が始まってからだと、どうするか悩みますよね。
でも、離乳食を食べさせられないから外出しないなんて寂しすぎます!毎日食事の準備に追われているお母さんにしてみたら、外食ができるだけで家事が1つ減って助かりますよね。
月齢別に私の試してみた方法をご紹介したいと思います。

2回食までの赤ちゃん

1.ベビーフードを利用する。
作って持参するという方法もあるのですが、離乳食は基本薄味で水分が多いので思っているよりも腐りやすいです。衛生面ではベビーフードを利用するのが一番安心です。パウチタイプのものだと外出先でお皿を用意する必要が出てきます。少し割高になりますが、瓶詰めやプラスチック容器のフタをめくると食べさせられるタイプのものが便利です。
うちのベイビーは、悲しいですが私の作ったものよりベビーフードの方がよく食べてくれました。
でも赤ちゃんによってはベビーフードはあまり食べない赤ちゃんもいます。
メーカーを変えてみると食べてくれたり、いつも使用しているスプーンを持参すると食べてくれる場合もあるようなので試してみてください。
ちなみに、私はベビーフードの持込みをしても店員さんに嫌がられたことは1度もありませんが、注文の際に一言断っておくとスマートですね。

2.1回くらい抜いてミルクに変える。
抜いちゃっていいの?!と保健師さんに質問してビックリした記憶がありますが、抜いちゃって大丈夫です。1~2回食の時期であれば離乳食をあげるのは、口に食べ物を入れて咀嚼して食べることに慣れるということが目的になり、栄養はまだまだミルクから摂取することになります。なので、1回くらい抜いても大丈夫です。お出かけの際は授乳室の場所の確認や授乳室がない場所では授乳ケープ(スカーフやカーディガンでも代用可)、ミルクの方は調乳セットを忘れないようにしてくださいね。

3.食べさせる時間を変更する。
だいたい何時にあげるというのを決めていらっしゃる方が多いと思いますが、何時にあげなければならないというものではありません。前に食べた時間から4時間あけるというルールだけ守れば、お出かけの日の1日くらいであればいつもと同じ時間でなくても大丈夫です。ちなみに4時間あけるというルールは、アレルギー反応などがあったときに原因を突き止めやすくするためです。なので、それ以上時間があいてもかまいません。離乳食をあげる時間を、お出かけ直前や、帰宅後に変更しても大丈夫です。

4.離乳食を提供してくれるお店を探す。
これは旅行をしようとした時に知ったのですが、最近では飲食店でも離乳食を作ってくれるところが増えています。ママカフェや旅館で、そういったサービスを提供しているところもあります。事前にどういった食材を提供されているのか確認しておくと安心ですね。

3回食の赤ちゃん

1.ベビーフードを持参する。
1~2回食の赤ちゃんの場合と同じですが、赤ちゃんが食べてくれるようならこれが一番楽です。

2.大人の食事からとりわけする。
このころから食べられる食材が増えて大人のものからの取り分けがしやすくなります。小麦アレルギーがないことが確認できていて、うどんが食べられるようになっていればうどんを提供してくれるお店があれば何とかなります。うどん屋さんだけでなく回転すし屋さんやファミレスでもありますし、意外と提供してくれるところは多いです。
離乳食用のヌードルカッターやお肉も切れる離乳食カッターというものがあれば、手を汚さずに麺をハサミでチョキチョキ切れるのでとても便利でした。味付けが気になる場合は、水でササっとすすいであげると良いです。うどん屋さんでよくおいてある野菜の天ぷらも衣をはずして、カッターで小さく切ってあげると食べられます。1歳からは揚げ物もそのまま食べさせられるようになります。
あとは焼き魚や煮魚定食、パン、スパゲティ、おかゆ、豆腐などもとりわけしやすいですね。
ベビーフードやフォローアップミルクなどを混ぜて、味を薄めて食べさせることもできます。

2.持ち歩きしやすいものだけを食べさせて、残りは帰ってから食べさせる。
パンやバナナなど持ち歩きしやすいものを持って行き、外出先ではそれだけを食べさせ、野菜やたんぱく質など不足する栄養素については帰宅後に食べさせます。毎食キチンと野菜やたんぱく質が含まれていないといけないことはなく、1日トータルや1週間トータルで見て、栄養素がとれていれば大丈夫です。他にも、外出先でも手に入りやすい、焼き芋やヨーグルトも便利でよく利用していました。

3.お弁当を持参する。
暑い季節は長時間の持ち歩きはできませんが、涼しい時期であればしっかり冷やして保冷パックに入れて持ち歩きできます。
外出先で床やテーブルを汚しにくいメニューとして、小さく焼いた野菜入りのホットケーキやお好み焼きなどはとても便利でした。
また、密閉できるスープマグ弁当(スープジャーとも言うそうです)を利用すると、暑い中でも多少は安心して持ち歩きできます。細菌のお繁殖しやすい温度は30~40度で、細菌が繁殖しづらい温度は75度以上と言われています。使う際は保温容器を熱湯であらかじめ温めておき、出来立てのアツアツのものを入れて、温度が下がらないようにすること。6時間以内に食べること、また高温になる場所での保管(車の中など)は避けてください。

旅行の場合はどうする?

旅行の場合も基本的にはベビーフード持参、プラス上記の方法を組み合わせていましたが、うちのベイビーの場合は1食あたり、瓶のベビーフードで5つは食べてしまうので、荷物がとても重たくなってしまい大変でした。そこで思いついたのが、ベビーフードのおかずだけのもの(ご飯やウドンの入っていないもの)を持って行き、ライスだけなら大抵どこでも手に入るのでライスを購入し、そこにベビーフードを混ぜて食べさせるという方法を使っていました。持ち歩く量が格段に減って楽になります。
旅館では固形燃料に火をつけて食べる陶板焼きやお鍋などがメニューにあれば、お刺身などを焼いてあげると、一緒に食べられます。旅館などでは事前に申し出することで赤ちゃんメニューを用意してくれる場合もありますので、確認してみるといいですね。

食べさせる場所は?

お座敷や個室のあるお店を探したり、逆にフードコートなどの騒がしいところを選ぶと、赤ちゃんが騒いでもそれほど気になりません。ファミレスやショッピングモールのフードコートなどではベビーチェアが置いてあることが多いので探してみましょう。最初はベビーチェアのない場所ではベビーカーに座らせて食べさせていましたが、ママ友からチェアベルトというものを教えてもらってからは、かさばらないので常にカバンに常備していました。チェアベルトは大人の椅子に取り付けて補助ベルトとして使えるので大人の椅子がベビーチェアの代わりになりますし、お母さんのウェストに取り付けて前に座らせれば両手を離すことができるのでとても便利でした。
とはいえ赤ちゃんは長時間じっとしていられないため、赤ちゃんが騒ぐことが気になる場合は、赤ちゃんせんべいや、おやつのベビーボーロ(赤ちゃんがこぼさずに取り出せるボーロケースもあります)などを利用できるようにしておくと安心です。
月齢の低い赤ちゃんだと、長時間はもたないので、旦那さんと3人でお出かけして、大人のメニューを注文した後テーブルに届くまでの間、赤ちゃんとお母さんだけ外に出てウロウロと気分転換させてあげるのもいいと思います。

思い切って出かけてみましょう!

いつもと環境が変わるので、食べてくれない子もいれば、逆にいつもより食べる子もいます。月齢や赤ちゃんの性格によって変わってくるので、いろいろな手段を用意して、食べなかったら帰ってから・・くらいの軽い気持ちでお出かけできるようになるといいですね。
持ち物としては、使い捨てのエプロンや、使い捨てスプーン(落とした時のために予備のスプーンもあるといいです。私はコンビニでプリンを買ったときにもらえる袋入りのスプーンを常備していました。)、手口ふきのウェットティッシュ(忘れたときはおしりふきで代用していました)、チェアベルト(大人用のいすに取り付けて赤ちゃんが落ちないようにするもの)なんかがあると外食時は非常に助かりました。飲み物も忘れずに!口の周りが荒れやすい赤ちゃんはベビーワセリンも小分けして持っていると安心です。

子供との外出ってドキドキしますが、出かけてみたら意外と何とかなるものなので、あまり気にしすぎず、いろいろお出かけしてみててください。うまくいかなかったこともまた楽しい思い出になりますよ。

-育児の疑問・お悩み