つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

切迫早産から出産へ 出産体験レポート3 陣痛を楽にする方法

2016/09/19

ドラマなどの影響でイメージしていたのとちょっと違う形の陣痛やLDRでの過ごし方でした。そして、入院してすぐは全然痛くないじゃん、と思っていましたが徐々に痛みが増します。

陣痛が強くなる

だんだんと陣痛が痛くなってきます。
助産師さんに教えてもらった呼吸法で、息を細く長く吐き出します。
息を吸うことよりも、吐く方に意識を向けるそうです。
痛みが強くなってくると、息を吐きながら「ヴー」っとうめき声がでます。
声を出した方が楽でした。うめきながら、うめいているほどは痛くないなと思う余裕がまだあります。
食事が出てきますが、食べている途中に陣痛が来たらどうしようと思ってしまい、あまり食べられません。
パサついたものも食べる気がしません。旦那さんに売店でウィダーインゼリーを購入してきてもらい、それを食べました。
本当は出産は体力勝負らしいので、陣痛中でもしっかり食事して、夜間の場合は陣痛の合間にウトウトと眠った方が良いそうです。
これも知りませんでしたが、陣痛はずっと痛いものではなく、一定の間隔で痛みが襲ってきて、陣痛と陣痛の合間は全然なんともありません。
陣痛の来ていない時は、普段と同じでご飯も食べたりできるのですが、定期的に襲ってくる痛みにだんだんと恐怖心が出てきます。

陣痛を楽にする方法

ベテラン助産師さんが「私が出産した時は、寝ているよりも体を起こしている方が楽だった。」と教えてくれました。
骨盤がゆがまないように、足の裏を合わせるようにあぐらを掻いて座ると良いそうです。
あぐらをかいて座るのは体の硬い私にはやや辛かったです。
陣痛が来た時に助産師さんが、お尻の上のあたりの腰をグッと強く押してくれると、各段に楽になりました。
助産師さんも時々様子を見に来られるだけなので、陣痛がきたら旦那さんに合図して押してもらいます。
き、きた!と旦那さんを呼ぶと、旦那さんは「ちょっと待って!」と。
待ってってどういうこと?と思って見ると、旦那さんは助産師さんに頼まれた、ベイビーが生まれてきた後にベイビーの足につけるネームバンドに名前を書いています。
「そんなの後でいいから押して~!」
またまた、陣痛が来ます。旦那さんに腰を押してもらいながらフト見ると、旦那さんが片手に読みかけの漫画の読んだページを指で挟んでいます。
「もっと真剣に押して~!」

呼吸法をしながら、うめきまくっていましたが、たぶん一番うるさい妊婦だったんじゃないかなと思います。のちに、同室になったママさんと友達になるのですが、ものすごいうめき声が聞こえてきていたとのこと。
私ですね、すみません。
でも、1年後に出産した友達も声を出した方が陣痛が楽だったと言っていました。
まとめると、私の場合は体を起こして座って、何かにつかまって腰を押してもらいながら、息をゆっくり吐いてうめくと陣痛がだいぶ楽でした。

助産師さんに励まされる

ヒーヒー言っている私を見て、助産師さんが言います。
「どっしりとあぐらをかいてオカンになりますよ!痛みから逃げないで!呼吸を吐く方を意識して赤ちゃんを陣痛から守りますよ!」
うめきながらも助産師さんにこの言葉を言われたことをしっかり覚えています。
この言葉に支えられて、頑張ろうという気持ちになっていました。
「他のLDRの人たちは陣痛促進剤を使っていますが、陣痛がしっかり来ているので、頑張ってください。」
後で知りましたが、陣痛は赤ちゃんが起こすそうです。
お母さんが恐怖心などを感じていると、途中で陣痛が来なくなったりすることもあるそうです。
リラックス上手はお産上手と言われるのもそういうことみたいです。
私はリラックス上手ではありませんが、お産が未知すぎて怖いかどうかわからなかったのでうまく陣痛がきてくれたのかもしれません。

破水させる?!

途中で時々先生が来られて、子宮口の開き具合を確認されます。
「ちょっと破水させますよ~」先生が手で破水させます。
えぇ!痛い??
と思って焦りましたが、全く痛みはなく、生理の多い時のようなお湯がどっと出てくるような感覚があっただけでした。
子宮口が硬いそうで、柔らかくする薬を点滴されます。
と言っても、ずっと抗生剤を点滴していたので、そこにつけるだけでした。
初産の人は子宮口が硬いことが多いそうです。
ここにきてやっと8センチ子宮口が開きました。

一番つらかったのは?

7センチで入院してからがなかなかでした。
10センチまでひらくと出産するそうですが、そこまではいきみたくなっても(出産したくなるということ)我慢して呼吸を吐いて体に力を入れないようにします。
子宮口が完全に開ききっていないのに、力を入れて産もうとしてしまうと子宮口が裂けたりして大量出血になったりしてしまうそうです。
このあたりからが、かなり辛かったです。
痛みがしんどいというよりも、便が出そうなのに体に力をいれずに出さずに我慢するという「いきみを我慢する」と言うのがしんどかったです。
陣痛の痛み自体は、妊娠中に便秘がひどすぎてトイレの前にうずくまっていた時と同じかもしれません。

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