切迫早産から出産へ 出産体験レポート4 立ち合い出産はした方がいい?
2016/09/20
だんだんと陣痛が強くなってきますが、子宮口7センチで入院してやっと8センチになりました。1センチひらくのにこんなに時間がかかるのかと思いました。
子宮口
陣痛によって子宮口がひらいていき、10㎝まで耐えたらウーンといきんで産むという流れなのですが、なかなかひらきません。
時々、先生が子宮口がどのくらい開いているのか確認に来られるのですが、この確認がちょっと痛かったです。
入院して一番最初に確認された時が一番痛くて、後になるほど痛みはわからなくなっていきましたが、陣痛が痛くてわからなくなっただけなのか、先生によって違うのか?
それから、途中で先生が「ちょっと開いておくから。」とかなんとか言いながら、手をグリグリされたこともありました。
あれも、やや痛かったです。
痛いのは陣痛だけだと思っていましたが、妊婦検診の血液検査に始まり痛いことばかりですね。
でも出産したら、こんな痛みは全て忘れてしまいます。
痛みの先にはそれくらい可愛い子供が待っているんですね。
そして、これから産む人が怖くないように載せておこうと思いますが、痛いのが大嫌いな私が、一番つらかったのは痛みよりも、子宮口8センチ以降にいきまないでと言われることでした。
赤ちゃんがだんだん下に降りてくると、力をいれて産みたい衝動に駆られます。
でも、そこで力をいれずに我慢するというのが「いきまないで。」ということです。
殺気立つ
他のLDRに入っている妊婦さんも、私と同じで子宮口8センチらしく助産師さんが「どちらも目が離せないから気を抜かないで!」と若い助産師さんに言っておられて、やや殺気立っています。陣痛に苦しみながらも、助産師さんってすごい大変な仕事だなと思っていたことを覚えています。
ちなみにこの時、私と同時に子宮口8センチだった人は、前日から入院していて生まれたのは翌々日です。
切迫の人はお産が早いという話は本当でした。
ベイビーを出産するにあたって新しく購入したものが「ハイビジョンビデオカメラ」です。
旦那さんが陣痛中に時々まわしてくれていたのを後で見返すと、11時頃はまだ余裕があります。13時30頃はもはやビデオに反応する余裕もありませんでした。
途中で助産師さんがモニターを見ながら、「旦那さん!ナースコール押してください!」と殺気立ちながら言われたことがありました。
後で聞いた話では、赤ちゃんからしんどいというサインが出ていたとのこと。
結局、ナースコールを押した後、また落ち着いたみたいですが、私の呼吸法が悪くてベイビーにうまく酸素が行っていなかったのかな?
立ち合い出産
立ち合いは旦那さんしかできない病院だったのですが、旦那さんは怖いと言っていました。
なので、陣痛中だけ立ち会ってもらって生まれそうになったら退室するということで、バースプランにもそう記入していました。
子宮口8センチあたりからは助産師さんが付きっ切りでいてくれましたが、そこにくるまでは時々覗きにきてくれる程度でひとりぼっちだったので、旦那さんがいてくれなかったらそこまでの間一人で陣痛と向き合うのはかなり辛かったと思います。
陣痛が来た時に腰を押してもらうのもかなり楽でした。
これからお産を迎える人は陣痛中だけでも旦那さんに立ち会ってもらうのは良いと思います。ちなみに、友達のところは未婚の妹に立ち合いしてもらってしまい、妹が陣痛でうめく姉を見て「私は絶対に出産しない!」と言ってしまい、立ち合いしてもらわなかったら良かったと言っていました。
立ち合いしてもらうなら自分の母親か、旦那さんか、もうお産をする予定のない自分がリラックスできる相手が良いですね。
人がいっぱい来てくれる
切迫早産で入院していた時に知り合った助産師さんが来てくれました。
担当の助産師さんではなかったので、手が空いたので来てくれたのかと思います。
イキミのがしの時に、肛門のあたりにテニスボールを置いてくれました。
生みたい!という感覚がマシになりますが、だんだんこれも効かなくなります。
助産師さんが肛門のあたりを服ごしに指でグッと押してくれます。さすがプロです!
かなり楽になりました。
陣痛の合間には助産師さんの出産の時の話を聞かせてくれたり、自分の子供の写真を見せてくれたりしました。
途中で、助産師さんが「同意もらってから・・」とか何か言っておられるのが聞こえてきました。
何かと思ったら看護学校の学生さんを2人勉強のために立ち会わせてもらっても良いですか?とのこと。
もはや余裕も全然なかったので、誰でもどうぞ!って感じでしたが、人が多い方が心強いのと、手を握ってくださったり、汗をふいたりうちわであおいでくださったりしたので、来てくださって良かったなと思いました。
夜間の出産だったりすると、2,3人しか付いてもらえないそうですが、私は大勢に励ましてもらいながらの出産で心強かったです。