つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

子供の食物アレルギーと妊娠中の私の食事の関係

2016/11/09

ベイビーがアトピーのため、血液検査でアレルギー検査を行っています。
血液検査の結果と皮膚に出る症状は必ずしも一致しないとのことでしたが、参考までに調べています。
すると、出るわ出るわ。
卵・小麦・大豆・ナッツに反応が出ました。

妊娠中の食事との関係

アレルギー検査の結果を受けて、自分自身の妊娠中の食事を思い返すと思い当たるフシがいろいろと出てきます。
私は、卵が大好きでよく食べていました。
麺類も大好きで、週の半分くらいは麺類を食べていたように思います。
納豆も毎朝朝食に1パック食べていました。
お菓子はできるだけやめようと思って、スナック菓子の代わりにミックスナッツを食べるようにしていました。
ヨーグルト1パックは便秘対策で毎日1パック食べていましたが、牛乳は嫌いなのでほとんど飲みませんでした。チーズ類もあまり食べることがなかったので、乳製品はヨーグルトくらいしか食べていませんでした。
牛乳アレルギーは出ませんでした。
私の体験が皆さんに通じるとは限りませんが、同じ食材を必要以上に取りすぎると、子供に影響が出るのではないかと強く感じました。

もう一つの思い当たる原因

まだ、アトピーの原因がこれらの食物のせいだとは決まっていませんが、もう一つ思い当たるフシがあります。
独身時代に読んだ漫画で『ホットマン』というものがあります。
アトピーのことを題材にした漫画なのですが、その中に親が若い頃に食品添加物たっぷりのお菓子を食べ続けていると子供がアトピーにかかる可能性が高くなるというような内容があったように思います。うる覚えですみません。
独身時代にスナック菓子が大好きでたくさん食べていた私。
その漫画を読んだときに、もしかして私が子供を持ったら・・・と一瞬思ったことを覚えています。
しかし、なかなかやめられずに結婚出産してみたところ、結果は私の意思の弱さを子供に背負わせてしまう形となりました。
これも、必ずしもすべての方に当てはまるとは限りませんし、私の場合についても、これだけが原因だったと言い切れるものではありませんが、今感じることは若い頃の自分に対する後悔だけです。

これからの自分のするべきこと

上記の内容に限らず子供の健康は、母親のお腹の中から始まっていることに間違いありません。
もう一人子供が欲しいと願う私。
もう一人子供を授かった時に、もう一人の子供にも同じ苦しみを与えなくて済むようにできる限りのことはするべきです。

子供をすでに一人授かっている私。
アトピーを発症させてしまった責任は私にあります。
ですが、私自身が荒れた食生活で、病気になるのであれば別にかまわないとは言えなくなっています。
子供が大きくなるまで、健康で生活する義務があります。
子供がアトピーやそれ以外でもツライ時に一緒にいてやれる環境を作れるようにしなければなりません。
自分自身の健康も守るべきです。

野菜中心の食生活は大変物足りなく、時々ジャンクフードがとても食べたくなります。
アトピーの治療に一緒に歩んでいくことと、栄養バランスのとれた食生活を共に続けること、家族ともに健康でいられるように環境を作っていくこと。
これこそが、私がこれから一生かけて子供するべき償いです。

妊娠中の食事

一般的に言われている話になりますが、妊娠した時に気を付ける食事については他にもあります。
妊娠中には、たばこやアルコール飲料、刺激の強い辛い食品を摂取しないようにとされています。
コーヒーやコーラーなども1日2~3杯までと摂取回数に制限があります。
ハーブやサプメントも一度中止し、専門知識のある販売者などに相談してからにした方がいいでしょう。
妊婦さん向けのサプリメントは容量を守って摂取し、それだけに頼らないことが必要です。

また特定の魚介類を継続して食べると、重金属などが蓄積しやすいとされ、注意が必要です。
日本だけでなく、海外でも同一種類の魚を週に何度も食べる子とは避けた方が良いとされています。

食事量にも気を付ける必要があります。
昔から「おなかの子供の分も」と言って、通常の栄養摂取量よりも多めにとる習慣がありますが、現代の食生活では食べすぎとなりやすいそうです。
盛んに分泌されるホルモンの影響もあり、太りやすい時期でもあります。
赤ちゃんの重さは3キログラム前後。
そこに羊水と胎盤、増加する循環血液などを合わせると体重は標準的な体形の妊婦さんで最終的に6~7キログラム増が目安とされています。
目安は妊娠前の体重によって変わりますので、詳細は産婦人科医に聞くのがいいでしょう。
目安以上だと糖尿病や高血圧症、筋力低下を招きやすいうえに、産前の体重と体形に戻すことが難しくなってしまいます。

妊娠中には3段階に分けた栄養摂取目標量があります。
妊娠期間を280日とした場合、13週と6日までを初期、14週から27週と6日までを中期、28週以降が後期となります。
中くらいの運動量なら、初期は標準摂取量1800~2200キロカロリーにプラス50キロカロリー、中期は250キロカロリー、後期は450キロカロリーで食事量を調整します。

具体的には皮つきもも肉で作る鳥のから揚げ(1個約35g)なら、初期は2分の1個、中期2個半、後期4個半が増加分の目安です。
意外と少ない印象ですね。寂しい。。。

他に積極的に取るべきなのは、鉄や葉酸、カルシウムなどです。
鉄や葉酸は緑黄色野菜に多いです。
牛乳でお腹を壊しやすい場合は、豆腐やシシャモ、ゴマ、カブやダイコンの葉、小松菜などがカルシウム源としてオススメです。

注意の必要な食材

妊娠中の過剰摂取には気を付けるべき食材があります。

水銀

ミナミマグロ、クロマグロ、金目鯛、マカジキ、ユメカサゴ、キダイなどは胎児に悪影響を及ぼしかねない『水銀』が含まれている可能性が高い食べ物と言われていますから、食べるなら制限するよう意識しましょう。特に妊娠初期の方には制限が必要です。

【水銀含有が少ない魚】
タラ
サーモン
アジ
サバ
イワシ
カツオ
ツナ缶
タイ
ブリ
サンマ

しかし、ヒ素や水銀を恐れて、妊娠期間中にひじきやお魚を全く食べないということもまた胎児には深刻な問題だとも言われています。
偏りのない食事が必要ですね。

動物性ビタミンA

レバーやうなぎ(特にやつめうなぎ)は、ビタミンAが非常に多く妊娠中(特に初期)の動物性ビタミンAの過剰摂取は胎児に奇形などの影響を及ぼすと言われています。このことから、妊娠中のレバー・うなぎの摂取は必ず制限するようにしましょう。

ヨウ素

ヨウ素(ヨード)は、昆布・海藻類・昆布エキスが入った調味料・昆布茶などの昆布汁が入った飲み物などに多く含まれており妊娠初期に過剰摂取することで甲状腺の機能障がいの恐れがあります。

・昆布、とろろ昆布
・インスタントの昆布だし
・外食やインスタントのみそ汁、うどんだし

ヨウ素を摂りすぎると、胎児の甲状腺機能がうまく構築されない可能性があるそうです。昆布そのものを毎日食べたり、インスタントだしを利用するとあっという間に上限を超えます。
心配な場合は、ダシはいりこかカツオで取ると安心ですね。

ただしこちらも心配しすぎて全く食べないとなると、ヨード欠乏症というヨウ素不足による病気もあります。日本人はわかめなども食べるので、めったにならないそうですが、ある程度海藻類は普通に食べた方がよさそうですね。

リステリア菌

ナチュラルチーズ(非加熱のチーズ)には「リステリア菌」という菌が存在しています。妊娠していない人に比べると妊婦さんは20倍も感染しやすいそうです。感染すると食中毒を起こします。
【食べられるチーズ】
プロセスチーズと加熱調理済みのナチュラルチーズなら大丈夫です。
・スライスチーズ(とろけるタイプ、とろけないタイプどちらも)
・6Pチーズ
・キャンディチーズ
・ベビーチーズ
・ピザ
・ベイクドチーズケーキ
・グラタン
・ドリア
・チーズフォンデュ
・チーズかまぼこ
・チーズトースト

クリームチーズと粉チーズはプロセスチーズのものとナチュラルチーズのものがあります。
またレアチーズケーキやティラミスはナチュラルチーズを加熱せずに使っている可能性もあります。
心配な場合は、避けた方が安心ですね。

どの食材に関しても心配しすぎず、様々な種類の食材を少しずつというのが栄養バランスもよく、理想的ですね。

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