切迫早産 入院 子宮頸管について
2016/08/12
子宮頸管というのは、出産時に赤ちゃんが通ってくる道の口の部分のことですが、子宮の筋肉の収縮や感染症により短くなってしまうことがあります。やわらかくなるとともに開きやすくなってしまい、まだ生まれるべき段階まで発達していない赤ちゃんが生まれてきてしまう(早産)ということになるのです。それを切迫早産と言います。
子宮頚管は妊娠していない人の平均で40ミリ(4センチ)ほどです。その長さを出産時までキープするのが理想です。そこまでは無理でも、できれば妊娠34週までは27ミリあるといいと言われます。切迫早産を止める方法はありません。せめてできることとしては、体を横にして安静にして子宮頚管に負担をかけないようにしたり、お腹が張らないように張り止めの薬を服用したり、入院して24時間張り止めを点滴します。
薬の服用は早い段階で言い渡されることもあるそうですが、入院のラインは、病院や先生、妊婦さんの状態によって決まるそうです。2人目の出産なんかだと、安静にしていたくてもしていられないので、そこを考慮して入院になったりすることもあるそうです。
入院となれば、基本的には赤ちゃんがうまれてきても大丈夫とされている36週までは退院できないことがほとんどだそう。私の入院していた病院でも、切迫の入院から退院できずにそのまま破水→出産になった人もいると聞きました。なぜ36週なのかと言うと、赤ちゃんの肺ができて自力で呼吸ができるようになるためだそうです。
私は最初、自宅安静を言い渡されたときに、座り仕事だし、仕事は行ってもいいのかな?あんまり動かなかったらいいんだよね。って思っていたりもしたのですが、子宮頸管に負担をかけないようにするにはじっと座っているだけでは不十分で、体を横にしている必要があります。立っているよりは、座っているほうがいいけれど、頸管の負担度レベルで言うと、立っているのが5、座っているのが3、寝転んでいるのが1くらいになるそう。病院の先生もなかなかそこまでは教えてくれなくて、自宅安静の段階では座っているからオッケーと思っていたことがあります。暇すぎて仕事でベッドに来てくれた助産師さんにいろいろ話しかけてやっといろいろ教えてもらいましたが、マニュアルかなんか作って、切迫疑いの妊婦さん全員に配布してほしい!と思いました。思ったので、知っていることをブログに綴って、少しでも他の切迫さんの役に立てたらと思います。