つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

切迫早産 入院によるメリット

2016/09/08

副作用と暇な時間に押しつぶされそうな切迫早産の入院生活ですが、メリットもあると感じています。
これを見て、同じ境遇の人が少しでも気持ちが前向きになれると良いなと思います。

情報を仕入れられる

毎日助産師さんや先生と話す機会があります。血圧を測ってもらっている間や、点滴のセッティングしてもらっている間など、ちょっとした時間に話しかけてみましょう。
初めての出産の人は特に、出産に対しての不安も大きいと思います。
こんなものを入院セットで用意しておくと便利だとか、他の人の出産時の様子など、入院していないと普段の妊婦検診だけではなかなか、「ちょっとしたことだけど聞きたいこと」って聞けずに終わりますが、入院していれば思いついた時に質問し放題です。

出産や出産後の入院の時に心強い

出産が今入院している病院と同じという人に限られますが、入院生活中に助産師さんや先生とお互いに顔や名前を覚えることができますし、仲良くなったりもできます。
いざ陣痛が来た時に、知っている助産師さんがそばにいてくれるだけで、とても気持ちが楽になります。
私も陣痛がきて入院した時に、入院中に仲良くなった助産師さんが「○○さん!ついに出産ですね!」と声を掛けてくださって、私も「帰ってきました!」なんて返事してリラックスできました。
また、お産が落ち着いている時間帯に、知っている助産師さんが部屋に来てくれて陣痛中に励ましてくれたりして、陣痛に苦しみながらも入院していてラッキーと心の中で思っていました。
出産後、最初にベイビーを処置してくれたのも、仲良くなった新人の助産師さんだったので、とてもいい思い出になり、退院時に一緒に写真を撮ってもらったり、入院していなければ体験できなかった良い思い出ができたと思います。出産中に出たおやつが陣痛で食べられなかったものも、給食のおばさんと顔見知りだったので「部屋に運んでおくね」と言ってもらえたりしました。

ママ友を作る機会が増える

ベッドで安静にしていないといけないので、大部屋で同じ切迫の人がいる場合に限られますが、いる場合は勇気を出して話しかけてみましょう。
産後に助けられること間違いないです。
産後すぐはなかなか外出もしづらいので、ママ友ができるのはもう少し先になります。
でも産後すぐの頃の方が不安なことや、ちょっと聞きたいことなんかが出てきたりするので、その時に連絡の取れるママ友がいると本当にいいものですよ。
普段の妊婦検診で隣に待っている人と友達になるってのはなかなか難しいですが、毎日同じ部屋で過ごしていると友達になりやすいと思います。
私は、入院中には友達ができませんでしたが、産後の入院の時に隣の部屋に入院していたという人と仲良くなって、「あの台風の日のお腹の張り具合はすごかったですね」と切迫早産の話で盛り上がりました。
この年になってから友達を作るのって簡単なようで意外に難しいです。そして、難しいですが、作れた友達は貴重です。

お産が早いことが多いらしい

切迫早産の人は、早く生まれそうになっているだけあって、いざ陣痛がきてからもあっという間にお産が終わることが多いそうです。
私も6時間でしたし、同じ切迫早産入院を経験した先輩はまさかの1時間で出産が終わったそうです。
リラックスしてお産に臨むほうが、早くお産が進むとも言われますし、「私は切迫早産だったしお産も早く終わるらしいし、ラッキー」と思いながら、あまり不安に思わないようにすると、さらに早くお産が終わるかもしれませんね。

抜群の安心感

病院によって診察内容が違うかもしれませんが、毎日心拍を確認してもらえたり、入院していなかったら気になるけど病院まで行くのも大変だしとためらうところを、気軽に見てもらうことができますので、安心感は抜群です!何かあってもすぐに対応してもらえますし、最後の方は、帰宅するのが不安でむしろお産当日まで病院においてほしいとすら思いました。
妊婦検診に行くのも、自宅安静なんかだとタクシーを拾ってヒーヒー言いながら通院したりしないといけませんが、入院していれば、車いすでコロコロと運んでもらって終わりなので楽チンです。

健康食が食べられる

毎日、栄養士さんが研究した妊婦さんに最適な食事を格安で、上げ膳据え膳で食べられます。自分で作らなくても済みますし、実家に帰って親に気を遣って作ってもらうこともないので、気兼ねしなくてすみます。
もちろん家事も一切しなくてもすみます。
妊娠中はお腹がすいて、うっかり甘いものなんかに手を出したりしてしまっていましたが、そんなこともできないので、体重管理もバッチリです。

周囲の理解が得やすい

会社に勤務している人は、元気に臨月まで働いた妊婦さんが他にいたりすると、お腹が張ったと言って休んだりすると、妊婦さんは休めていいよねという心無いことを言われたり、逆に心配されすぎるので気を遣ってちょっと横になりたいだけなのに言えないなんてこともあります。
自宅にいたらいたで、旦那さんには妊娠中のしんどさもわかりづらいので、簡単に「冷蔵庫のお茶を取って来て」なんてこき使われたりもします。
「入院」という看板を手に入れることで、堂々と安静にしていられますし、いかに深刻な状況であるかを理解してもらいやすくなります。

儲かることもある

言葉は悪いですが、医療保険に加入している人は、個室などを取らなければ、保険でお金が帰って来て、むしろプラスになることもあります。
私も、光熱費無料、食費格安な上に、保険でお金が返って来てベビー用品代に充てられるくらいプラスになりました。
点滴につながれて毎日寝ているのがどれだけ苦痛か考えれば、それくらいメリットとしてとらえてもいいのでないかと思います。

妊婦さんにとってはストレスは大敵

妊婦さんにとってはストレスは敵です。
入院してしまった、点滴で腕がボコボコで悲しい、毎日退屈で苦痛だ。
確かにそうなのですが、とらえ方次第で気持ちも前向きになり良いお産に結び付けられることもあるかと思います。
点滴で傷だらけになった腕はお母さんとして頑張った勲章です。
産後しばらく残りましたが、気が付いたら消えていました。
私の場合、は助産師さんと仲良くなれたこと、お産の良い思い出になったこと、この思い出は点滴の跡が消えた今も楽しい気持ちで残っています。
嫌なことばかりではありません。
かならず終わりのある入院。そしてその終わりには可愛い我が子との対面が待っています。
頑張ってください!

-妊娠中・切迫早産