つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

切迫早産から出産へ 出産体験レポート6 無事に出産 産後の処置

2016/11/14

陣痛に耐え、いざイキミ始めましたが、ベイビーの肩が引っかかってうまく出てこられないようで、ベイビーの状態もあまりよくないようでした。

無事に出産

助産師さんがベッドにタオルを巻き、私の上に乗りかかるようにしてイキミに合わせて肘で赤ちゃんをグイっと押してくれて、無事に出産。
赤ちゃんが出てくる瞬間が一番痛いのかと思っていましたが、出てくる瞬間は、まったく痛くなくてジュルンっと出てきた!やった!って感じでした。
ベイビーは出てきましたが、全く泣かずで、私は顔面蒼白。
しばらく先生が何かしているようでしたが、そのうちにやっと泣いてくれました。
何をされていたかは足元だったので見えませんでした。
ベイビーは肩が引っかかって窒息しかけていたようで、顔が真っ黒にうっ血していました。
白目に出血していて、目に血がついています。
先生が「よく産道ひらいたね。赤ちゃん苦しかったね。」と言っておられて、上手に産んであげられなくてごめんね。
私が陣痛から逃げてしまったからかもと、ものすごく申し訳ない気持ちになりました。
ベイビーは私がお願いしたようにうまく生まれてきてくれたのに、私が頑張れなかった。
出産の時に頑張れなかった分、これからこの子のために全てを尽くしたい、そう思いました。

感想

初めてエコーでベイビーの姿を見た時に感動して涙が出ました。
出産したら絶対に泣くだろうと思っていましたが、疲れ切っていてボロボロで感動よりも、はー終わった・・・という感じでした。
時間は14時45分。最初に先生が言っておられた時間ちょうどでした。
体重は2768g。
思ったよりも大きく生まれてきてくれました。
体重が大きくなるほど出産も大変になるみたいです。妊娠当初3500gぐらいで産もうと思っていましたが、2700gでこんな状態だったので、3000gを超えていたらとても産めなかったかもしれません。
・・と思っていたら、私の友達が4000gで出産していました!すごい。

産後の処置

出産の後は、妊娠してから私とベイビーをつないでくれていた胎盤を外に出す処置をしました。
お腹をぐっと押されましたが、全く痛くありませんでした。
見せてもらいましたが、大きいレバーのようなものでした。
事前にバースプランに見たいと記入しておくと見せてくれる病院もあるみたいです。
ビックリしたのは出産したのに、陣痛のもうちょっと軽いような痛みが続いています。
子宮が収縮して元に戻ろうとするため起こる痛みだそうです。
母乳をあげると痛みが少し強くなったりもしましたが、数日で収まりました。
ちゃんと子宮が元に戻るように産後の入院中に子宮を収縮させるお薬なんかも処方され、回診の時に子宮の状態もお腹の上から触ってチェックされていました。
ちなみに自分でもお腹の上から触ってみると子宮がわかります。
退院する頃には小さくなってわからなくなってしまいますが、触れるのはこの時だけなので記念に触ってみると面白いですね。
一番嫌だったのは会陰切開の後を縫う作業でした。麻酔しますと言われて注射されました。
痛いのは注射の痛みだけなのですが、縫うのに引っ張られている感覚がわかるんですね。
痛くないのですが、陣痛とお産の恐怖心でいっぱいの私は引っ張られる感覚に「いたい、痛い、痛い」と言っているのが、ビデオに収まっていました。
先生にしたら、なんともうるさい妊婦だったと思います。
ちなみに、私の病院では会陰切開のあとは溶ける糸で縫ったので、抜糸はありませんでした。
ただ友人のところは、溶ける糸だけど抜糸した方が良いとかで抜糸したそうですが、痛かったらしいです。

旦那さん

あと、最後になって気づきました。旦那さんは陣痛中だけでお産の時は部屋の外に出ると予定していましたが、出産します!と助産師さんが言ったあと、「旦那さん、手を握ってあげてください!」と言われて、出るに出られなくなり結局最後まで立ち会うことに。
私としては、ベイビーが誕生する瞬間も見てもらえてよかったですが、ベイビーの状況があまりよくなかったこともあり、旦那さんはめちゃめちゃ怖かったそうです。
ベイビーが生まれて、会陰切開の跡を痛い痛いと言って縫われている私を放置して、ベイビーのビデオ撮影にいそしんでいました。
「頑張ったね。」とか言ってほしい~!
ちなみに縫うのは麻酔されるので痛くありません。
ただ、陣痛の恐怖心と、縫われているというだけで痛いような気がします。
でも実際は引っ張られている感覚があるだけなので、ご心配なく!
私の出産した病院は溶ける糸で縫われて、そのまま抜糸はありませんでしたが、病院によって抜糸されるところもあるそうです。

ベイビーの処置

赤ちゃんの処置をしに、切迫早産の入院の時にお世話になった新人の助産師さんが来てくれました。
後で聞きましたが、私のところに来てくれたわけではなくたまたまだったそうで、部屋に入って顔をみてビックリしたと言っておられました。
でも、入院の時にお世話になっていた人にベイビーの最初の処置をしてもらえてうれしかったです。
小さくて可愛いベイビーは、泣き声にもならないような小さな声をだして、ゆっくりと動いていました。

私の元に来てくれてありがとう。
無事に生まれてきてくれてありがとう。

2年以上経ってから出産の時のことを思い返してみるととても良いものですね。
ベイビーが反抗期の頃になったらまた読んで、ベイビーとちゃんと向き合って反抗期を乗り越えられるように頑張りたいな。

この後、初乳をあげました。
初乳は免疫物質がたくさん入っているので、貴重だそうです。
助産師さんが絞ってくれると、少しずつ出てきます。
何とかちょっとだけベイビーの口に流れていきました。
胎盤が外に排出されると母乳が出るようになるみたいです。

抱っこをさせてもらいました。
抱っこと言っても、寝ている私の横に寝かしてもらうのですが、小さくて触れるのも怖くて私は固まって動けませんでした。

興奮さめやらず

このあとはLDRから入院する部屋に移動しました。
眠って疲れを落としてくださいと言われましたが、興奮しすぎて全く眠れませんでした。
ベイビーとは産後8時間経過後に母子同室になったのですが、ベイビーが可愛くて眺めては写真を撮ってばかりいて、さらに、ベイビーがちゃんと息をしているかとか、ちょっと動いただけで気になってはベッドから起き上がって覗いてしまい、寝る余裕がありませんでした。
ここから3時間おきに母乳をあげることになります。

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