切迫早産 入院2日目 33週4日目 その2
2016/08/12
部屋は4人部屋の窓側のベッドで、外が見えるのでいいな~なんて思っていたら、ウテメリンの副作用の暑さにやられながらやっとのことで寝たのに、明け方にまぶしくて目が覚めてしまいました。さっそくパジャマの着替えを持ってきてくれた母にアイマスクを持ってきてくれるように頼みました。
今まで入院したことがなかったので知らなかったのですが、大部屋はみんなが顔を突き合わせて過ごすものだとばかり思っていましたが、各ベッドにカーテンがついていて、一応のプライバシーは守られるようになっています。ただ、やることがない時間を一人で悶々と過ごすのはなかなかつらいものです。同じ境遇の人と励ましあったり、たわいもない会話ができればもっと楽しく過ごせたかもしれないなと思っていました。
部屋のメンバーは4人ですが、助産師さんが話している声をこっそり聞いていると、どうやら切迫さんは私だけみたいです。後で、検温に来てくれた助産師さんに聞いてみると、隣の部屋は4人とも切迫さんで、ご飯の時などはカーテンをオープンにしてみんなで仲良く喋っているらしいです。羨ましい・・・。
ご飯の時とトイレ以外は体を起こすこともダメと言われていたので、とにかくやることがないです。もっとひどい状態の妊婦さんだとトイレも禁止されるそうなので、それは本当につらいです。
ものすご~く暇なのに、ウテメリンの副作用なのか、やる気が出ず、テレビさえもあまり見る気になれず。朝の連続テレビ小説は15分だったので、見ていられたのですが、テレビを30分も見ているとしんどくなってしまいます。
あまりに暇なので、母に頼んで、昔ハマっていたアクリルたわしを編もうと思って、途中でやらなくなって放置していた毛糸を持ってきてもらったのですが、ウテメリンの点滴の針が刺さっていて、腕を動かすと違和感が出てきてすぐにやめてしまいました。
今のところシャワーも許可がおりていないので、1日1回体拭きの蒸しタオルを持ってきてもらえました。大きいタオルが2枚とおしもを拭く用の小さいウェットティッシュみたいなのがもらえます。
新人の助産師さんが来てくれて、『体拭きますね』と言って拭いてくれました。一応おしもは自分で・・恥ずかしいですし。人とのかかわりが少ないので、助産師さんが来てくれると嬉しくなります。特に新人の助産師さんは、どうでもいいような話まで丁寧に聞いてくださって、本当にありがたかったです。友達にメールで連絡を取ればよかったのですが、心配かけたくないなと思い、最低限の人にしか入院したことを連絡していなかったので、この助産師さんがいなかったら、この入院生活はもっと滅入っていたことと思います。最後に出産するときにたまたまこの助産師さんがベイビーの処置をしてくだる担当になられました。入院していてよかったことは、助産師さんと顔見知りになれたので、ちょっとリラックスしてお産に望めたことかなと思います。
体を人に拭いてもらうなんて、王様気分じゃのぅ~!はっはっは!・・・と、ちょっと調子に乗っていましたが、体を拭いてもらったのはこれが最初で最後でした。助産師さんも忙しいですし、自分で拭けますしね。。。
点滴の針が邪魔で着替えがとてもしづらいんですね。これさえなければ、暇なくらいはまだ我慢できるのにさ~。怖がりの私は注射も嫌いなので、点滴の針のところは怖くてあまり見られません。
でも、なんかちょっと痛い?ような感じ。気になる・・気になるけど、見たくない。見ないで寝よう!入院生活はこの点滴に泣かされることになるのですが、これが悪夢の始まりでした。