つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

【日陰でも育つ?!】ベランダ家庭菜園 野菜を育てるのに必要な日当たり時間一覧

2019/06/03

ベランダで野菜を育てて、自家消費というのに憧れるけれども、ベランダの場合にネックになってくるのが日当たりではないでしょうか?
強い日照条件が必要な野菜は、日当たりの悪いところで育ててもうまく収穫までこぎつけられません。
日当たり時間別に、野菜を一覧でまとめてみました。

陰性植物

直射日光の当たらない半日陰から日陰を好み、1日1~2時間の日照でも育つことができます。
野菜を育てたいけれども日当たりが悪いという時にも育てられる夢の野菜です。
薬味やハーブ類が多い印象です。こういったものはスーパーで購入すると少量で高価なものが多いので、ベランダで育てて必要な時に収穫するというのはとてもオススメです。

科名 難易度 種まき 苗植え付け 収穫 連作障害 コンテナ
ミョウガ ショウガ科 ★★☆ 3月中旬~4月下旬 9月上旬~10月上旬 出にくい 16L以上
三つ葉 せり科 ★☆☆ 3月下旬~6月下旬 5月上旬~8月上旬 3,4年あける 8L以上
三つ葉 9月 10月上旬~11月上旬
ニラ ユリ科 ★☆☆ 3月中旬~4月下旬 5月中旬~6月中旬 7月中旬~8月中旬 1,2年あける 8L以上
シソ シソ科 ★☆☆ 4月上旬~5月中旬 6月中旬~10月中旬 1,2年あける 16L以上
セリ せり科 9月~10月 12月~4月
クレソン アブラナ科 ★★☆ 3~5月 9~11月 3~7月、9~12月 2、3年あける
フキ キク科 3、4月 9月 2.3月 6~10月 出にくい
バジル シソ科 ★☆☆ 4月中旬~6月中旬 5月上旬~7月上旬 6月中旬~10月下旬 1,2年あける 16L以上
スプラウト ★☆☆ 年中

※連作障害:毎年同じ場所に同じ野菜を育てることで病気になりやすくなったり野菜の生育が悪くなることを言います。
※プランター:根を大きく張る野菜は大きいプランターが必要になります。Lはリットルで、土の容量のことです。△は品種を選べば可です。

半陰性植物

半日(3~4時間、午前のみ、午後のみ)程度の直射日光が当たる所を好みます。
植物が育つのには午前中に日が当たる方が育ちやすいので、できるだけ午前中に日があたる場所に置いてあげましょう。

科名 難易度 種まき 苗植え付け 収穫 連作障害 コンテナ
イチゴ バラ科 ★★☆ 10月上旬~11月上旬 5月中旬~6月中旬 2,3年あける 8L以上
小松菜 アブラナ科 ★☆☆ 3月中旬~9月下旬 5月上旬~11月下旬 1,2年あける 8L以上
ほうれん草(春まき) アカザ科 ★☆☆ 3月上旬~4月中旬 4月上旬~5月下旬 1,2年あける 8L以上
ほうれん草(秋まき) 9月上旬~10月下旬 10月上旬~12月下旬
春菊(春まき) キク科 ★☆☆ 3月下旬~5月下旬 5月上旬~6月下旬 1,2年あける 8L以上
春菊(秋まき) 9月上旬~10月上旬 10月中旬~12月下旬 1,2年あける 8L以上
水菜 アブラナ科 ★☆☆ 9月 10月下旬~2月下旬 1,2年あける 8L以上
チンゲン菜 アブラナ科 ★☆☆ 4月上旬~5月下旬 5月下旬~7月下旬 1,2年あける 8L以上
チンゲン菜 ★☆☆ 8月下旬~10月中旬 10月上旬~12月上旬
サラダ菜 キク科 ★☆☆ 3月上旬~4月中旬 5月上旬~6月下旬 1,2年あける 8L以上
サラダ菜 8月中旬~9月中旬 10月中旬~11月下旬
ねぎ ユリ科 ★★★ 3月中旬~4月下旬 12月上旬~~3月上旬 1,2年あける ×
アスパラガス ユリ科 ★★☆ 3月下旬~4月下旬 4月下旬~5月下旬 4月上旬~6月中旬 3,4年あける ×
レタス キク科 ★★☆ 2月下旬~3月下旬 3月中旬~4月下旬 5月上旬~6月上旬 1,2年あける 16L以上
レタス 8月上旬~9月上旬 8月下旬~9月下旬 10月中旬~11月下旬
サニーレタス キク科 ★☆☆ 3月下旬~4月下旬 5月中旬~6月中旬 2,3年あける 16L以上
サニーレタス 9月下旬~10月上旬 11月中旬~11月下旬
カブ アブラナ科 ★☆☆ 3月下旬~5月中旬 5月上旬~6月下旬 1,2年あける 8L以上
カブ 9月上旬~10月中旬 10月中旬~12月中旬
里芋 サトイモ科 ★☆☆ 4月上旬~5月下旬 10月上旬~11月中旬 3,4年あける ×
ジャガイモ ナス科 ★☆☆ 2月下旬~3月下旬 6月上旬~7月上旬 2,3年あける 25L以上
ジャガイモ 8月下旬~9月上旬 11月上旬~12月上旬
ショウガ ショウガ科 ★★☆ 4月中旬~5月中旬 葉:7月下旬~8月下旬 4,5年あける 16L以上
ショウガ 根:10月中旬~11月上旬
パセリ せり科 ★☆☆ 3月中旬~4月下旬 5月上旬~12月下旬 1,2年あける 8L以上

陽性植物

1日中(6時間以上)直射日光が当たるところを好みます。
日陰ではうまく育つことができません。試しに完全な日陰でミニトマト(矮性)を育ててみましたが、3センチ程度の大きさで成長が完全に止まってしまい、それ以上大きくなることができませんでした。

科名 難易度 種まき 苗植え付け 収穫 連作障害 コンテナ
枝豆 マメ科 ★★☆ 5月 6月 7月上旬~8月上旬 2、3年あける 16L以上
さやいんげん マメ科 ★☆☆ 5月上旬~6月中旬 6月 6月下旬~8月上旬 3,4年あける 16L以上
さやえんどう マメ科 ★★☆ 10月中旬~11月上旬 2月 4月下旬~6月中旬 4,5年あける 16L以上
ソラマメ マメ科 ★★☆ 10月中旬~11月上旬 2月 5月中旬~6月中旬 4,5年あける 25L以上
落花生 マメ科 ★★☆ 5月上旬~6月上旬 6月 9月下旬~10月下旬 2,3年あける 16L以上
オクラ アオイ科 ★☆☆ 4月上旬~5月上旬 5月上旬~6月上旬 6月下旬~10月上旬 2,3年あける 25L以上
とうもろこし イネ科 ★★★ 4月下旬~5月下旬 6月下旬~8月上旬 1年あける ×
ゴーヤ(ニガウリ) ウリ科 ★☆☆ 4月 5月中旬~6月上旬 7月下旬~10月上旬 2,3年あける 25L以上
ズッキーニ ウリ科 ★☆☆ 3月下旬~4月下旬 4月下旬~5月下旬 6月中旬~8月中旬 1,2年あける 25L以上
カボチャ ウリ科 ★☆☆ 4月中旬~5月中旬 5月中旬~6月中旬 7月中旬~8月中旬 1年あける △25
冬瓜 ウリ科 ★☆☆ 3月下旬~4月上旬 5月 7月下旬~9月上旬 3,4年あける 8L以上
スイカ ウリ科 ★★★ 3月中旬~4月下旬 5月 7月中旬~8月下旬 4,5年あける △25
ピーマン ナス科 ★★☆ 2月中旬~3月下旬 5月中旬~6月上旬 6月下旬~10月下旬 3,4年あける 25L以上
ミニトマト ナス科 ★☆☆ 3月 4月上旬~6月下旬 5月中旬~9月上旬 4,5年あける 16L以上
トマト ナス科 ★★★ 2月中旬~3月上旬 4月下旬~5月中旬 7月上旬~8月下旬 4,5年あける △25
きゅうり ウリ科 ★★☆ 4月 5月 6月上旬~8月中旬 2,3年あける 25L以上
なす ナス科 ★★★ 2月中旬~3月上旬 4月下旬~5月中旬 6月上旬~10月下旬 4,5年あける 25L以上
とうがらし ナス科 ★★☆ 3月中旬~4月中旬 4月下旬~5月下旬 7月下旬~10月下旬 4,5年あける 25L以上
たまねぎ ユリ科 ★☆☆ 9月 5月上旬~6月下旬 1年あける 16L以上
ブロッコリー アブラナ科 ★★☆ 7月上旬~8月中旬 8月中旬~9月中旬 10月中旬~2月中旬 1,2年あける 16L以上
カリフラワー アブラナ科 ★★☆ 7月上旬~8月中旬 8月中旬~9月下旬 11月上旬~12月上旬 1,2年あける △16
キャベツ アブラナ科 ★★☆ 7月上旬~8月上旬 8月中旬~9月中旬 10月下旬~12月上旬 2年あける 25L以上
白菜 アブラナ科 ★★☆ 8月中旬~9月中旬 9月上旬~10月上旬 11月上旬~1月下旬 2,3年あける △16
大根 アブラナ科 ★☆☆ 4月 6月上旬~7月上旬 1,2年あける △ 25
大根 8月下旬~9月中旬 10月下旬~12月中旬
人参 せり科 ★★☆ 3月下旬~4月下旬 6月 1年あける 16L以上
人参 7月上旬~8月上旬 10月下旬~1月下旬
サツマイモ ヒルガオ科 ★☆☆ 5月上旬~6月中旬 9月下旬~11月下旬 出にくい 25L以上
ゴボウ キク科 ★★☆ 3月中旬~4月下旬 10月下旬~1月中旬 4,5年あける △25

日当たりの重要性

大人になってから私は野菜を育てることに興味を持ち育て始めましたが、一番驚いたことは植物が育つのにこんなにも日光が大切だったのかということでした。例えば、半日陰でも育つ植物であるほうれん草ですが、日当たりの良い南向きの花壇と、南向きの半日陰ベランダに同時に植えましたが、成長の差は歴然。1日中日当たりの良いところで育てたほうれん草の方が2倍以上大きく早く成長しました。
他には陰性植物のニラを明るい日陰で育てました。何とか育ちましたが、ほそーいニラが出来上がり、日の当たるところに置いた方が育ちもよく、虫もつきませんでした。
半陰性植物というのは、半日陰でも何とか育ちますということであって、日が当たる時間が長いに越したことはないということです。
陰性植物のシソですが、こちらも日当たりが良いほど元気に育ちますが、半日陰程度で育てた方が柔らかく美味しい葉が収穫できますし、日陰でも何とか収穫に持ち込むことができます。
ということで、ベランダなどで育てられる方は、季節によって日の当たる位置が変わることを毎日観察してチェックし、台などで鉢の置く高さを高くすることで少しでも日照時間を確保することができると思います。
立地条件にもよりますが、真夏は上から日が差し込みますし、秋冬は太陽の位置が低くなるので壁際に台を置いてあげると日が当たりやすくなるかと思います。

日当たりがとても悪いけれど、何か育ててみたいという場合は、室内で育てられるスプラウトや、水耕栽培、キノコ栽培などが良いと思います。

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