ズッキーニの模様と うどんこ病の違い 原因と対策
2019/05/21
スーパーで購入すると高いズッキーニですが、家で育てると1株から10本くらい収穫できたりします。そんなズッキーニですが、かかりやすい病気としてうどんこ病が挙げられます。ズッキーニには健康な葉にも模様があり、初めて育てると病気かなと悩んでしまいます。そんな葉の模様とうどんこ病の違いをご紹介したいと思います。
ズッキーニの葉の模様
ズッキーニの葉には白っぽい模様が入ります。葉脈に沿って白い模様が出てきます。
初めて見ると病気かな?と悩んでしまいますが、これは正常な葉です。
うどんこ病のズッキーニの葉
続いてうどんこ病のズッキーニの葉を見てください。
上記の2つについては、恐ろしいほどなので一瞬で病気とわかりますが、3枚目の写真だとちょっと模様か病気かどっちかな?と悩んでしまうところですね。
見分け方
模様か病気かを簡単に見分ける方法があります。
葉を裏返して裏の模様を見ます。
正常な葉は表には模様が入っていても裏には模様は入りません。
病気の葉は裏側にもボヤンとした模様が入ります。
こちらは正常な葉です。
続いて病気の葉の裏側です。
写真が少しわかりづらいですが、模様が入っているとうどんこ病と判断できます。
原因と対策
うどんこ病はカビが原因の病気で放置すると最終的には株全部が枯れてしまいます。
梅雨などの時期に日があまり当たらず、気温が低く乾燥した状態が続くことで発症しやすいです。
ベランダの軒下などで雨に当たらないようにして育てていると発生しやすいです。
うどんこ病にかかった場合は、晴れた日の午前中に病気にかかった葉を茎の根元から手でちぎります。
肥料は控えめにし、日当たりがよく風通しの良い場所に移してあげます。
お水はしっかり目にあげると良いと思います。
『ダニコール』などの薬剤を使用するという方法もありますが、市販のお酢を100倍ほどに薄めるか、重曹を1000倍に薄めて1週間おきにスプレーを掛けてあげるという方法もあります。
私の場合はベランダの軒下で育てていて上記の写真のような酷い状態になりましたが、うどんこ病になった葉を取り日当たりと風通しの良い場所に移してあげただけで、それ以上に悪化することなく無事に収穫まで持ち込むことができました。
お酢と焼酎と木酢液、にんにく、タバスコなどをブレンドして500倍に薄めて作る「ストチュウ」というものも、病気予防だけでなく害虫予防にも劇的ではないにしろ一定の効果があるので、農薬を使いたくない場合オススメです。