つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

アトピー 脱ステロイドからのその後

2019/04/29

生後3か月頃から始まったアトピー。民間療法やステロイド治療がうまくいかず、思い切って脱ステロイド、アレルギー物質からの除去をおこないました。うる覚えですが、2歳前だったと思います。
半年くらいかけてアトピーが綺麗になりました。
詳細はコチラを見てください。↓
脱ステロイドから3ヶ月経過頃から、アトピー改善傾向になりました
その後の状況をお伝えしたいと思います。

アトピーの症状が出なくなる

上記のページでお伝えしていますが、脱ステロイドと、血液検査でひっかかった食物の除去、あと個人的に本などで調べて出てきた情報をもとに砂糖、油も除去、ダニの除去を行いました。
半年ほどで、飲み薬もかゆみ止めのくすりも一切必要なくなり、きれいになりました。
おそらく、除去したもののうちのどれかがアトピーの症状を引き起こしていたのではないかと思います。
血液検査の結果もアトピーの子にみられる炎症の数値も基準内におさまっていました。

アトピー再発?

いったん肌の状態も良くなりアレルギー物質と疑われるものの除去以外何もしなくて良くなったのですが、そこからアトピーが再発しました。
下の子が生まれたこと、幼稚園に入園し環境が変わったこと、夏になり汗をかくようになったこと。そのあたりが原因ではないかと思います。
ただ、以前と比べて症状はマシで、ステロイドを使用しなければシーツが血まみれになるほどでありませんでした。
そのまま、同じように生活を続けていくうちにまた落ち着いてきました。
ストレスが落ち着いたのか、汗をかかない時期にさしかかったことが原因かはわかりません。

食物除去を解除する

とにかく食べられるものがほとんど野菜とお米くらいだったので、肌の調子のよい時を見て少しずつ除去を解除していきました。
ただ、食べてすぐではなく、数日たってからかゆみなどがでてきたりすると、それが新しく食べ始めた食べ物のせいなのか、もしくは環境の変化や汗や紫外線などその他の肌への刺激などによるものなのかわからず、また同じ食材でも量が少ないと大丈夫だったり、加工すると大丈夫だったりで、ひとつの食材が食べられるのかどうかを判断するのにとても時間がかかりました。

食物除去は必要?

食物除去をしていたことが正解だったのかどうかはわかりません。ただ、ひとつだけ不正解だったかもしれないと思う出来事がありました。ステロイドを塗り続けていた時期には食べられていた卵を1年以上除去してから再開したときに、アナフィラキシーを起こしてしまいました。あとから、たまたま見ていたテレビの食物アレルギー特集で、食べられていた食べ物を完全に除去してから再開することで食物アレルギーを引き起こすことがあると放送されているのをみました。
わからないレベルの少量でもいいので、食べるのをやめないことが大事だと放送されていたのです。
また、卵でアナフィラキシーをおこして診察を受けた病院で教えてもらいましたが、食物除去の解除をする場合は通常食べる分量の64分の1の大きさから開始し、1日食べて(なにかあったときに通院できるように、できるだけ平日の午前中)2日お休みというのを3ターンほど繰り返し、それから毎日摂取にふやし、大丈夫そうなら倍量に、さらに倍量にと増やしていくそうです。
以前卵は食べられていたので、なにかあっても湿疹とかゆみがでるくらいだろうと軽く考えていた私は、1年以上除去してい卵を茹で玉子にして丸々1個食べさせてアナフィラキシーを起こさせていたのでした。

アトピーの原因

うちの子の場合ですが、油が原因ではないかと思います。
食物除去解除の段階で、お肉などもあぶらっこいものを食べさせるとかゆみがでました。
赤身のお肉を下ゆでして油をおとしてからたべさせる大丈夫でした。
また、甘いものは食べすぎるとか必ずといってよいほど痒みがでていたので、焼きいもや果物も含めて食べすぎには現在も気を付けるようにしています。

アトピーは治った?

1年以上かけて食べられるものもかなり増えました。ただ、お風呂の時にからだが温もると痒いといいます。入浴はせず冬でもシャワーだけにしています。そして、なぜかお風呂を上がってヒルドイドとワセリンをまぜたもので保湿してパジャマを着るとかゆみがおさまるようです。そんな状態ですが、肌の状態は綺麗です。保湿剤以外の塗り薬も飲み薬も使用していません。卵も卵黄から少量ずつ食べる練習をしています。
成長に伴い体が強くなり、アトピーが治ってきたのか、食べるとかゆみや湿疹が出ていたものも大丈夫になってきたのかわかりませんが、ステロイドを使用して悩んでいたころに比べるととても状態は良いです。
もしかしたら、ずっとステロイドを使用して体が成長して強くなるのを待った方が卵アレルギーを発症せずにすんだのかもしれません。
もしかしたら、脱ステロイド、除去生活を始めたことによって治ったのかもしれません。
正解はわかりませんが、もし同じように悩んでおられる方がいらっしゃったら、食物除去はあまり長期間続けない方が良いのかもと思います。一旦除去して調子が良くなりそうであれば、食物に関しては肌の状態を見ながら少量ずつ摂取していく方が良いのでないかと思います。
1gに満たないような少量でもいいので食べさせてあげることがアレルギーを発症しないポイントだと病院で教えてもらいました。
何が正解かわからないので、とてもツライです。
自分の選択が不正解だった時、責任を負うのは自分ではなく子供なので、悩みすぎておかしくなりそうでした。
そんな私でも、今は少しこれからの道が見えています。
成長とともにそういう日が来ると思いますので、ともに頑張りましょう。同じように悩んでいる人は沢山いると思います。

-アトピー