つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

【アトピー脱ステロイド】脱ステロイドの際、ステロイドの影響はいつまで残るのか?

2016/12/27

ステロイドは皮膚から体内へと吸収されるそうです。
他の病院にかかっていた時に、先生に質問をしたことがあります。
『ステロイドを体の1部分でも塗っていると他の塗っていない部分も湿疹が出にくいように思うのですが?』
何軒かの病院で申告してみましたが、どこもアッサリとスルーされました。
個人的な感想ですが、ステロイドを体の1部分でも塗っていると他の部分にも効果があるように感じました。
また、皮膚科では顔は吸収率が高いので、と体よりも弱いステロイドを処方されたり、塗る頻度も少なめにするように指示されたことがあります。
吸収されたステロイドは一体どうなっていて、どの程度の期間、体の中に残留するのか、現在通っている病院の先生の意見をもとにお話ししたいと思います。

体内で生産されるステロイドホルモン

現在通っている病院のS医院の先生の話では、体内で生産されるステロイドホルモンがあるそうです。
ステロイドを塗っていると、塗り薬のステロイドと体内で作られるステロイドとの両方でアトピーの湿疹を抑えにかかるそうです。
ステロイドをやめると、塗り薬のステロイドの量が減るので、体内で作られるステロイドが『ステロイドホルモンが足りない!もっと作らなくちゃ!』となり、体内で作られるステロイドホルモンの値が急上昇するそうです。
体内で作られるステロイドホルモンの値が正常値に戻ると、塗り薬として塗っていたステロイドの影響が落ち着いたと考えられるとのことです。
専門的な話なので、詳細は忘れてしまいましたが、体内で作られるステロイドホルモンはコルチゾールというものです。血液検査で値がわかるそうです。
また脱ステロイドをするとパゾプレシンという血液検査の数値も同時に上昇。
正常値は4.2以下だそうですが、これが4.2以下に下がらないうちは、ステロイドの影響が体に残っていると考えられるそうです。

ステロイドの影響が残っているとどうなるか?

ステロイドの影響が体に残っているうちは、いくらアトピーのもとになっているアレルギー物質を除去したところで、アトピーの完治は見込めないそうです。
ただ、ステロイドの影響が残っている間も除去した方が早く治る傾向があるとのことでした。
アレルギーとなる物質も血液検査でおおよそ推定できるとのこと。
アレルギーとなる物質は人によって違いますが、花粉・ハウスダスト・ダニなどの外からの影響であったり、卵・小麦・乳製品などの食物アレルギーや食品添加物などもあるようです。

あと、こちらは先生の話ではなく私が自分で調べた内容なのですが、保存剤(抗菌剤)、抗酸化剤、着色剤、甘味料、香料、ショートニングなどもアトピーに悪影響だそうです。アトピーだけでなく、本当は健康な大人でも体には良いものではないようです。
でも、成分表示を見ると、私の大好きなお菓子などにはほぼ含まれています・・・。
独身時代に毎日、バリバリと食べていたお菓子類・・・。
これもベイビーのアトピーに影響しているのかもと思えてなりません。

ステロイドが抜けるまでの期間は?

私が一番気になっていた、ステロイドが抜け切る期間やリバウンドが起こる期間については、先生の話では、これまでステロイドを塗っていた期間や塗っていたステロイドの強さによって大きく変わるようですが、リバウンドが起こりやすいのは脱ステロイド後1~4ヶ月後だそうです。
長期間、強いステロイドを塗っていた人ほど、後になって強いリバウンドが来ることが多いようです。
ほんとうにひどい場合は感染症を起こして入院することもあるそうです。
とても怖かったのですが、本やネットで脱ステロイドをして血まみれになっている人の写真を見たことがあります。
こうなる可能性がある以上は、脱ステロイドする際は脱ステロイド治療を経験している先生の元でしないといけないと思います。

ステロイドが抜けた後、何もしなくても綺麗な肌を保てるようになるまでの期間ですが、こちらも人により様々とのことです。
早くても半年、長ければ1年以上かかると思ってくださいとのことでした。
医院でアトピーが治った子の写真を見せてもらいましたが、その子は1年半かかったようです。

私のうる覚えの話なので間違っているところあったら申し訳ないです。
ただ、脱ステロイドする・しないに関わらず、アトピーの治療・脱ステロイドについてはやはり気長に付き合っていかなければいけないことには変わりないようです。

-アトピー