アルミ鍋が焦げ付いた!鍋別の焦げの落とし方
2018/01/29
うっかりものの私はしょっちゅうお鍋を焦がしています。なので焦げ落としもいろいろ試してみました。大概のものは重曹でお世話になれるのですが、アルミに重曹は厳禁。
酢を炊いて落とす、日光に当てるなども試してみましたが、それでも落ちなかった焦げが落ちたのでご紹介したいと思います。
焦げ落としの基本
どんな鍋でも焦げた時にまず試してみる方法が、お鍋に水をはり弱火でしばらく炊いて焦げをふやかします。軽い焦げならこれで落ちます。
タワシのお尻にくっついている引っ掛ける用の針金部分や金属タワシでガシガシ擦って鍋を傷だらけにしたことも何度もありますが、これはやらないようにしましょう。
重曹を使える鍋は?
水を炊いても落ちない焦げには100円ショップなどでも売られている重曹を使うと簡単に落ちます。使える鍋はステンレス、ホーロー、フッ素樹脂加工の鍋、土鍋です。焦げが浸るくらいお水を鍋に入れて、重曹をたっぷり(水の3~10%)入れて火にかけます。沸騰するとボコボコと炭酸ガスが発生し泡が出てきます。しばらく煮てから火をとめて数時間放置。気持ち良いくらい焦げがスルスル浮き上がってきます。
注意点は重曹は火にかける前に投入することです。お湯に入れてしまうとふきこぼれてしまいます。重曹の量と放置時間は焦げ具合によって調整します。
鍋底が焦げた時は、焦がした鍋より大きい鍋に重曹水を熱して焦げた鍋を漬け込みます。
ただこちらの方法はアルミの鍋には使えません。アルミの鍋に重曹を入れると黒ずみます。黒ずみは人体に影響ないそうですが気になってしまいますよね。
クリームクレンザーが使える鍋は?
重曹でも落ちない頑固な焦げにはクリームクレンザーが効果的です。クリームクレンザーが使える鍋はステンレス、ホーロー、土鍋です。アルミとフッ素樹脂加工の鍋には使えません。アルミやフッ素加工にクレンザーを使うとフッ素加工やアルマイト加工がはがれてしまいます。
焦げた部分にクリームクレンザーを付けて、ラップでこすります。スポンジよりもラップでこする方が落ちやすいです。
鉄鍋の場合は?
表面加工されていない鉄の鍋の場合は、空焼きする方法があります。
焦げた鍋をそのまま強火にかけてさらに焦がし焼き切ります。冷めたら金属製のヘラなどでガシガシ擦ります。
アルミの鍋は?
重曹の代わりにお水にお酢を入れて炊くという方法や、数日天日干しし割りばしなどでこするという方法もあります。かさぶたが向けるようにきれいに剥がれるとのことでしたが、私の場合は干し足りなかったのか落ちませんでした。
母に相談して教えてもらった方法で落ちました。
焦げた鍋でお湯を沸かして食器用の中性洗剤を入れてさらに炊きます。一晩おき、翌日こすります。本当はスポンジでこする方が傷つかず良いのだと思いますが、私は使用済みのテレホンカードや電車の回数カードでこすりました。これで綺麗に簡単に焦げが落ちましたので、ぜひ試してみてください。
こちらの方法と天日干しなどを併用してみても良いと思います。