つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

スプラウトの種類や特徴、育て方 一覧

2018/02/12

短期間かつ一年中室内で栽培できるスプラウトは栄養価も高くとてもお得です。
特に寒くて野菜が育てづらい時期は、スプラウト栽培がオススメです。夏場だと水が腐りやすいですが、冬場だとその心配も少なくなります。
スプラウトにはたくさん種類がありますので、それぞれの特徴をまとめてみました。
基本は発芽から一定期間は暗所に置き、ある程度成長したところで明るい室内に置いて緑化させます。直射日光は必要なく、明るい室内で育てられます。
必ずスプラウト専用の種子を使用し、乾燥させないことと、毎日の水替え、水を入れすぎないことに注意すれば、簡単に栽培できます。

ブロッコリースプラウト

アブラナ科
生育適温20度 収穫まで10日程度
ブロッコリースプラウトには成熟したブロッコリーよりも多くのスルフォラファンという酵素が含まれています。この酵素は細胞のガン化を防ぐ他、抗酸化作用や胃がんの原因になるピロリ菌を抑える働きがあります。
高い抗酸化力により、体の中の有害な物質を解毒する作用が高まるので、ストレス気味な人や外食続きの人に向きます。
よく噛んで食べることでさらに効果がたかまります。
サラダのトッピングや刻んで納豆の薬味にしても良いです。
辛みもマイルドなのでどんな料理に加えても良いです。
10センチ程度に成長。5センチ程度に伸びたら2日ほど日光に当てて緑化させます。

レッドキャベツ

アブラナ科
生育適温20~25度 収穫まで10日程度
赤紫の茎に濃い緑色の葉っぱという見た目とは違い、味はとてもマイルドでクセがないので子供でも食べやすいです。
キャベツの風味がほのかにし、甘みがあります。
ミカンと同じくらいのビタミンCが含まれています。食物繊維、カロテン、消化を助ける酵素が豊富で、抗酸化力も強いので、肉の付け合わせとしてサラダに加えると良いです。
熱を加えると色が変わり見栄えが悪くなったり、栄養価も低くなるので生がオススメです。
7センチ程度に成長。5センチ程度に伸びたら2日ほど日光に当てて緑化させます。

マスタード

アブラナ科
生育適温 20度 収穫まで7日程度
ピリリとする、からし風の辛み成分があり、からし菜とも呼ばれます。
加熱すると風味が消えてしまうので生で食べるのがおすすめです。
食物繊維、カロテン、ビタミンC,B群、、鉄分などのミネラル、酵素類を含みます。
強い抗酸化作用があり、血液を綺麗にする働きを助けたり、腸内細菌の働きを活発にするなど、腸内環境を整える野菜と言われています。
夏の食欲不振の時には胃を刺激して食欲を高めてくれます。
辛みは一瞬ですが、意外と強くサンドイッチやパスタ、魚介類のマリネなど料理のアクセントに大活躍します。
6センチ程度に伸びたら2日ほど日光に当てて緑化させる。

アルファルファ

マメ科
生育適温 20度 収穫まで10日程度
大豆以上の必須アミノ酸、うなぎやレバー以上のビタミンA、豊富な酵素やミネラルを含有します。
モヤシ類の中ではカロテンが一番豊富。ビタミンEも比較的多く、食物繊維も含まれているので、便秘解消やコレステロール低下が期待できます。
血液をサラサラにする効果もあり、血栓予防や血圧低下に効果的です。
野菜の王様と呼ばれるほど栄養価が高く、他の野菜を食べるよりもアルファルファを毎日食べる方が栄養のバランスが良いとまで言われるそうです。
ただし、抗炎症作用や排膿効果のあるカナバニンが含まれており、こちらは毒性もあるため、特にリウマチなどの自己免疫疾患の方は過剰摂取は避けた方が良いそうです。植物性エストロゲンも含まれており、妊娠中や授乳中の方も過剰摂取は避けた方が良いでしょう。
カイワレのように湿らせたコットンの上に置いて育てるのではなく、プラカップや瓶と水切りネットやガーゼなどで毎日種を水で洗い流して育てます。

ソバスプラウト

タデ科
生育適温20~25度 収穫まで10日程度
苦みがなく、よく噛むとソバ特有の香りとぬめりを感じます。
食物繊維、ビタミンC,カロテン、良質のたんぱく質、カリウム、リンなどのミネラル成分が豊富な他、毛細血管を強くし、高血圧予防の効果が期待されるルチンや、中性脂肪を減らす役割のあるコリンなどが含まれます。
双葉も大型で茎がすらっとしています。気温が20度以上ないと発芽しにくいです。
他のスプラウトと混ぜてサラダにしたり、納豆の薬味や和え物の材料にしたり、和風の味付けにもよくあいます。

白ごま

ゴマ科
生育適温 20~25度 収穫まで10日程度
ごま特有の抗酸化物質ゴマリグナンをはじめ、ビタミンEやミネラル、食物繊維、オレイン酸、リノール酸と栄養価が高いです。
コレステロールが気になる人に向きます。種がとても小さいので扱いにくいことと、ゴマだからと言って種のまま食用はできないことに気を付けます。
3ミリほどに伸びたら日に当てて緑化させます。
カイワレのように湿らせたコットンの上に置いて育てるのではなく、プラカップや瓶と水切りネットやガーゼなどで毎日種を水で洗い流して育てます。

ひまわり

キク科
生育適温 20~25度 収穫まで10日程度
食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルを含みます。
不飽和脂肪酸が多く、悪玉コレステロールを低下させる働きをします。
12センチ程度に成長するが、3~4日目の新目を収穫して炒め物などにしても食べられる。
10センチ程度に伸びたら2日ほど日に当てる。
大型のスプラウトで、歯ざわりもよhく、ナッツのような香ばしさがあります。
一晩水につけた後、湿度をキッチリ保たないと発芽しないことがあります。

ルッコラ

アブラナ科
(別名ロケット)
生育適温20度 収穫まで10日程度
クレオパトラが美容のために好んで食べていたとされるルッコラです。
ゴマに似た風味とほのかな苦みや辛みが特徴です。
大きく育てたものよりもスプラウトの方が味や香りがソフトなので、サラダやパスタに良いです。トマトソースやオリーブ油ともよく合います。
鉄分、カルシウム、ビタミンCが比較的多く含まれているので貧血美味の人や女性に嬉しいスプラウトです。
血行を良くするビタミンEも含まれています。
失敗が少なく7センチ程度に成長。6センチ程度に伸びたら2日ほど日光にあてて緑化させる。

青シソ

シソ科
生育適温25~30度 収穫まで14日程度
リラックス効果の期待できる、さわやかな香り成分が特徴で、この香りには殺菌力があると言われている為、刺身のツマなどの薬味に利用するとよいです。
青シソのスプラウトの種は水につけるとアクが出ることがあるので、根が張ったらこまめに水を取り替えます。栽培期間が他のスプラウトに比べて少し長めの14日程度、比較的高温を好み、低温には弱いので注意が必要です。
7センチ程度に成長。センチ程度に伸びたら2日ほど日光に当てて緑化させます。

ガーデンクレス

アブラナ科
生育適温20~25度 収穫まで7日程度
クレソンの仲間で和名で「胡椒草(こしょうそう)」と呼ばれる。
スパイシーなコショウ風のピリッとした辛みが特徴でサンドイッチやマリネに会います。
加熱すると風味が消えてしまうので、生で食べるのがおすすめです。
ビタミンEが特に多く含まれ、ビタミンC、ビタミンB1、カロテンなども含まれる抗酸化力の強いスプラウトです。
栄養成分の代謝や利尿作用、胃液や胆汁の分泌を促進する働きがあると言われています。
7センチ程度に成長。
茎が細く、葉が大きいので倒れやすいため、深さのある器の方が育てやすいです。
5センチ程度に伸びたら2日ほど日光に当てて緑化させます。

豆苗

マメ科
生育適温20~25度 収穫まで14日程度。
収穫後は根元から茎を4センチ程度残して収穫すると2,3回は再収穫ができます。
中国野菜として有名な豆苗ですが、特別な品種ではなくグリンピースの新芽です。
ホウレンソウよりも多いカロテンが含まれ、食物繊維、ビタミン、ミネラルも多く含まれます。免疫力を高める効果が期待されています。
栄養価がとても高いので中華炒めやスープなど毎日の食事に加えると良いです。
16センチ程度に成長。15センチ程度に伸びたら2日ほど日光にあてて緑化させます。

大豆もやし

マメ科
生育適温 20~25度 収穫まで10日程度
マメのついたスプラウトで、ごろっとした大豆部分がおいしく食べ応えがあります。たんぱく質が多く、リジンやトリプトファンと言ったアミノ酸、ビタミンやミネラル成分も豊富に含まれているので、成人病予防に良いとされています。
カイワレのように湿らせたコットンの上に置いて育てるのではなく、プラカップや瓶と水切りネットやガーゼなどで毎日種を水で洗い流して育てます。
5センチほどに伸びたら日光にあてて緑化させます。

ラディッシュ

アブラナ科
生育適温20度 収穫まで10日程度
別名 カイワレダイコン
食物繊維、ビタミンC,B群、E、カロテンが豊富。鉄分やリンなどのミネラルも含まれており、血液をサラサラにする効果があります。
種が大きくまきやすいので、初心者に向きます。ピリッと辛いのが特徴ですが、熱を加えると辛みが消えるのでサラダで生食するほかにもおひたしや汁の実にするとよいです。

レッドカイワレだいこん

アブラナ科
生育適温 20度 収穫まで10日程度
ポリフェノール、ビタミンC、ミネラルを含みます。
10センチ程度に成長する。7~8センチ程度に伸びたら2日ほど日に当てます。
日光に当てることで色が綺麗な赤紫色になり抗酸化力が活性化します。しっかり噛んで食べるとさらに抗酸化力が増します。

-家庭菜園