山清アレルギー環境研究所に問い合わせしてみました。お手入れの方法等。

2017/01/04 2017/01/04

ダニアレルギー対策で、山清アレルギー環境研究所の防ダニ布団を購入しました。
注文時に届いた注文確認メールにアレルギー対策の具体策を説明してもらえるというフリーダイヤルが書いてあったので、届く前に電話をしてみました。

1 ダニアレルギーについて
2 山清のお布団のお手入れについて
3 効果は？

ダニアレルギーについて

電話で教えてもらった内容を箇条書きですが、載せてみたいと思います。
ちなみに、山清アレルギー環境研究所のホームページの左上にある『アレルギークリアの特徴』というところを見ると一部簡単に掲載されているそうです。

・アトピー喘息の原因の８０％、特に小児喘息では９０％以上がダニが原因とされているそうです。
・ダニの糞・死骸・脱皮殻の粉末が原因で生きているダニではアレルギー症状にならない。
・ダニは特に布団に生息していることが多い。
・他社で売られている防ダニ布団は生きているダニだけを対象にしたものが多いし、薬品などを使用しているものが多い。
・山清の防ダニ布団は薬品は使用していませんとのこと。

・布団の中にダニが１匹入ると半年で３万匹以上に繁殖します。
・６～１０月が高温多湿になるので繁殖期、１０～１１月に寒くなるとダニが死ぬ。そしてその死骸によってダニアレルギーが引き起こされる。
（S医院の先生から聞いた話ですが、秋にダニが死ぬので秋になりアトピーがひどくなる子が多かったり、夏生まれの子が肌が乾燥し始めるころにダニの死骸にさらされてアトピーになりやすかったりするそうです。）

・服を脱いだり、カーテンを動かしただけでほこりがたちます。
・羽毛や羊毛は動物性の素材なので臭いでダニが寄ってくる。
・皮脂などの蛋白質はダニのエサになる。
・ポリエステルやナイロンは綿素材に比べて汗の吸収が悪いので、静電気でほこりを寄せ付ける。
・ほこりは鼻炎や喘息を招きます。

山清のお布団のお手入れについて

・掃除機は不要の特許製法。
・お布団の上に落ちたものを取るためにコロコロを毎日寝る前にかけます。
・掃除機はノズルについているアレルゲンを布団に付着してしまったり、布団の繊維が傷ついてしまうので、掃除機は使わずコロコロを使用してください。

初めに質問した時は、敷き布団の表面と掛け布団の裏表にコロコロをすると言っておられましたが、かなり大変ですよね、と私が言うと、表面だけでいいですとのこと。
ネット上にも表面だけと書かれているので表面だけでよいようです。
要は空気中に舞っている塵などが時間の経過で布団の上に落ちてくるので、それをコロコロで取り除くということらしいです。

・部屋の徹底した掃除と換気はダニを防ぐのに大切なので並行して行ってくださいとのこと。
・換気扇を弱でいいので２４時間回す。
・空気が循環され舞い上がったアレルゲンを取ってくれるので良い。
・ダニがくっついてしまうので他の寝具は併用しない。
・寒い時は、布団乾燥機で温めて寝るか、湯たんぽを使用する。
・毛布などは使用しないでください。

乾燥

・カビの原因になるので、布団は毎日三つ折りにしてあげることが大切で、敷きっぱなしにはしないこと。
・またフローリングに直接敷く場合は、山清のマットレスを併用してください。
・布団乾燥機か天日に干す。（週に１度程度。）
・天日は日光消毒されるが、敷きカバーやかけカバーは掛けたまま干した方が、日光焼けしないので、布団が長持ちする。10年くらいは使用できますとのこと。

洗濯

・洗濯は週１～１０日に１回洗う。
・洗濯乾燥機にかけても大丈夫です。ただし、しわしわになって寝心地が悪くなるので、乾燥機を使用する場合は７割程度乾かしてから乾燥機に入れた方がいい。
・残留の心配があるので、洗剤を使わずに洗った方が良い。科学物質過敏症の人もいるので。
蛍光塗料などが入っているものが多いので、もし洗剤を使用するのであればできれば無添加のもの。
重曹などで洗っても良いですとのこと。
・他の洗濯物とは一緒に洗うと繊維が付着していますので、単独で洗った方が良いですとのこと。
・洗濯した日もコロコロをしてください。

おねしょ

子供にお手伝いしてもらうと良いとのこと。
おもらしした時のために、小さいうちは一時的に敷き布団の上におねしょパットを入れていただいても仕方ないですねとのこと。
おねしょしてしまった場合、そのまま干すと跡が残ってしまうので、布団本体については、タオルで拭きとりし、周りを暑いお湯で絞ったタオルで拭きとる。
ホームページには専用業者にて丸洗いと書かれていました。
おねしょでは、防ダニ布団の効果は変わりませんとのこと。