つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

【卵の育て方】カタツムリが一匹で産卵し無事に孵化しました

2018/06/18

4月のある日、農家の方から購入した小松菜を洗おうとしたところ、中から1センチくらいのカタツムリが出てきました。
正直、虫は苦手なのですが、子供に見せたいなと思い、飼うことに。
購入後、数日間冷蔵庫に入れていたので大丈夫かなと思っていましたが、キャベツをあげると美味しそうに食べていました。

カタツムリを飼う

突如我が家に現れたカタツムリさんに提供するおうちもないので、ちょうど使い終わった味噌の容器があったので、綺麗に洗ってフタにドライバーで6カ所ほど穴をあけて、カタツムリと野菜の捨てる部分を入れてあげました。
入れていた野菜は人参、キャベツ、レタスなどの野菜の端っこの捨てる部分をあげていました。
後は卵の殻を入れてあげると良いそうです。
本当は土を入れてあげるそうですが、そんな気のきいたものもないので、プラスチックの容器に直接野菜をいれていました。
毎日野菜を交換し、フンを洗い流していました。
ちなみに、カタツムリに触ると感染症にかかる恐れもあるとのことで、触った後はしっかり手を洗いましょう。
ある日、ふと見るととっても小さい卵が10個ほど。
飼い始めてから1ヶ月ほど経過した5月23日のことでした。

1匹で産卵?!

1匹しかいないのに産卵していたので、とてもビックリしましたが、カタツムリは捕食されやすいので、繁殖しやすいように1匹で産卵できるそうです。雄と雌の両方の特徴を持ち合わせる『雌雄同体』というそうです。1匹で産卵しているから無精卵かな?と思いましたが、1匹で受精まで可能とのこと。ただ、1匹で産んだ場合は卵の数も少なく、2匹で産卵した時よりも孵化する確率は下がるそうです。
かえらないかな~と思いながら、おいていましたが、結論から言うとちゃんと孵化しました!

卵が孵化するまで

カタツムリを飼うのは初めてだったので、どうしていいものやら分からずで調べてみると卵はカタツムリのお母さんに踏んずけられて割れることもあるので、別の容器に入れた方が良いとのこと。
ちょうど食べ終わったカットフルーツの容器があったので使うことに。
下に濡らしたキッチンペーパーを敷いて、その上に卵をそっと置きました。
カタツムリ 赤ちゃん
乾燥に気をつけないといけないようです。
卵がかえるまでは密閉していて大丈夫なようなので、カットフルーツと書かれたフタをしっかりしめていました。
こまめに霧吹きをしてあげましょうと書かれていましたが、密閉してたので湿ってるし、霧吹き持ってないし、ということでそのまま放置。
暗いところに置きましょうとのことでしたが、見えないところに置くと忘れてしまうのでリビングに置いていました。
1~2カ月かかって孵化することもあるとのことで、気長に待つしかないなと思っていました。
ある日、卵が黒っぽくなっているのでカビ?!と思ってよく見てみると、黒っぽい卵のようなところからちっちゃいツノが出てくるではありませんか!

カタツムリ 赤ちゃん
見えにくいのですが緑の〇しているところに卵があります。赤い〇のところに赤ちゃんカタツムリがいます。
カタツムリ 赤ちゃん
おぉー!
米粒よりもちーっちゃいカタツムリはとっても可愛いですね。
卵が孵化した後は、空気を入れてあげないといけません。
蓋に穴をあけると逃げそうなので、少し大きくなるまではティッシュをかぶせてワゴムで止めて育てています。
卵が孵化したのが6月7日なので、産卵から孵化まで15日でした。
その時点で孵化したのが3匹だけでした。
霧吹きはないのでできずでしたが、15日間の間に1度だけ手に水を付けて卵の上にしずくをたらした日があります。
でも密閉した容器だったので乾燥はしてないから、いいかな~と適当でした。
卵はどうやら最初は乳白色で、そこから少し茶色くなってから孵化するようです。茶色くなってきて腐ってきたかもと思っていましたが、孵化が近いのかもと思って気長に待ってあげてくださいね。

親のカタツムリ

5月31日にふと見ると、お母さん(お父さん?)カタツムリがひっくり返って下に落ちています。
その数日前にも同じ状態になっていましたが、水をかけてみると顔を出していたのですが、今回は出てこず。
新しく野菜を入れておきましたが、フンもそれ以降見ることがなく、亡くなってしまったようです。
いろいろ調べてみると、卵を産んで死ぬこともあるとのこと。
あとは、メロンをあげたら死んだという情報も見たことがありますが、私もいつだったか忘れましたが1度だけ、メロンの皮をあげたことがあるので、もしかしてそれも悪かったのかな?
親のカタツムリがいなくなってしまって寂しいですが、生き物の産卵から孵化までを子供に見せてあげられたのはとても貴重な体験でした。

-ただただ育児日記