つれづれ育児日記

初めての家事・育児に奮闘する日々を綴っていきます。自分自身の経験から、簡単な離乳食の作り方・悩んだこと・便利だった育児用品などこれから妊娠・出産を迎える方の役にたてるような情報も発信していきたいです。

【アトピー脱ステロイド】病院通院開始 京都の島津医院

2017/01/12

数少ない、脱ステロイドを行う病院の中から、通うと決めた医院に電話で予約を取りました。
とても丁寧な対応でした。
アレルギー外来は曜日と時間が決まっていて、完全予約制となっています。
アレルギー外来以外の時間に予約をとっても良いようですが、感染症にかかっている人と一緒に待合で待つ必要があるので、アレルギー外来を予約する方が安心ですね。

通院1日目

ドキドキしながら医院を訪ねてみました。
予約の時間がお昼寝の時間と重なるので、ベイビーのご機嫌が心配です。
オモチャやおやつなど、ご機嫌取りグッズをどっさり抱えての長距離移動はかなり大変です。
県外の病院なので1時間以上かかります。

これまでかかった病院はとても綺麗でまさに『クリニック』と呼びたくなるようなところばかりで、子供のオモチャなどを置いているベビースペースなどがあるところがほとんどでした。
こちらは、外観は綺麗ですが中に入ると、『昭和の内科』という感じでした。
子供用のオモチャは2つほどと、絵本が数冊ありますが、自分で持って行った方がよさそうです。
初めて行く病院は子供が待つ環境が整っているのかがわからないので、子供の受診となるとそういうストレスも多いです。

2時に予約しており、予約の30分ほど前に到着しましたが、午前の予約の方が今終わったところで、これからアレルギー外来の患者さんを診るとのことです。
かなり待ち時間がかかりそうです。
ネットでもあちこち検討していましたが、脱ステロイドしてくれる病院というのは少ないせいもあり待ち時間が長いことが多いようです。

先生に診てもらう

問診票を記入し、なんとか時間を稼いで待っていると1時間ほど待ったところで呼ばれました。
診察室に入ると、さらに中は狭くて暗くてゴチャゴチャした感じで、子供が怖がっていました。
これまでの経緯を話しました。
先生の説明はざっくりこんな感じです。
『ステロイドを使用することで、免疫系の反応がおかしくなり、様々なアレルゲンに対して抗原を作りやすくなります。
副腎皮質ホルモンは通常は人体で作られているそうですが、リンデロンなら100倍、ロコイドやキンダベートなら10倍のホルモンが含まれており、数回の使用でも免疫や副腎に充分な影響を与えてしまうという話をされました。
あとはアトピーの人はダニアレルギーの人がとても多いので、パッチテストで反応した場合はダニ対策の布団などの購入も必要とのこと。新品の布団でもダニ対策のものでなければ、ダニがいるそうです。
ステロイドの使用を続けていることで、食物アレルギーなども発生するとのこと。』
あとは、どんな部屋で寝ているのか、布団はいつから使っているものなのかなど、ダニの疑いを問診されました。

他の子の経過の写真を見せてもらって、ステロイドを辞めると反動で、ものすごく悪化するが、半年から1年半程度で綺麗になるし、必ず治りますとおっしゃっていました。
これまでかかった医者では原因はアッサリとわからないと言い、ステロイドで抑えるだけ、治るかどうかはわからないと言われていました。
ハッキリと治りますと言ってもらえてうれしくなります。

パッチテストと血液検査をしてから治療方針を決めるようです。
私の後にもかなりの人が待っていましたが、30分以上時間をかけて説明してくださいました。

『決める』ことのつらさ

ステロイドを悩みながら塗り続けるよりも、かゆみで眠れない子を夜中抱っこする方がいい!
何とか治したい!
気持ちが崩れそうになる日が来るかもしれませんが、頑張りたいです。
しかし本当に頑張るのは子供なので、私の決断に問答無用で付き合わせてしまうことに申し訳なさもあります。
でも子供の意思は無視して、体にいいかわからないステロイドを塗ることも申し訳ないのです。
自分で決断するということは本当にしんどいものです。
全ての責任を自分に負わせることになります。
しかも、決断を間違えた時にツケを払うことになるのは子供です。
子供と2人3脚、完治を目指して頑張っていきたいです。

-アトピー