メジャーの仕組みはどうなっているの？壊れた時の直し方や作り方の参考に分解してみた
2017/10/09
工作をするのにメジャーの仕組みを利用しようとして、中身はどうなっているのか気になったので分解してみました。
メジャーの構造
①部品
メジャーの端っこにドライバーを突っ込んであけました。
中身は以下の通りです。
フタ、本体、薄っぺらくて長い針金、ボールペンの中に入っているような小さなバネ、長さを測る時にひっぱって使うメジャー、針金とメジャーをくっつける白い部品、ボタン。
②白い部品の端っこにある溝にメジャーの輪っかをはめ込み巻き付けます。時計回りに巻き付けます。
③本体の中心にある軸の割れ目に針金の輪っかをはめ込み巻き付けます。こちらも時計回りに巻き付けます。
④針金のお尻の部分をメジャーを巻き付けた白い部品の裏側にある溝にはめ込みます。
⑤本体の上に白い部品を乗せ、真ん中の軸にバネを入れます。
⑥バネの上に黄色い押すボタンを乗せフタをしめます。
仕組みは？
以下の写真をよく見るとわかりますが、黄色いボタンの周囲には４つの山があります。（黒い矢印）
ボールペンの中に入っているようなバネが白い部品の真ん中に入るのですが、このバネの上に黄色いボタンを乗せます。
黄色いボタンはバネで押し上げられます。
押し上げられて、白い部品の突起（赤い矢印）のところに引っかかり、長さを測るのにメジャーを引っ張ったところで途中で止まります。
黄色いボタンを押し込むと、引っかかっている黒い矢印部分が押し下げられて、針金の力でメジャーが吸い込まれていくという仕組みになっているようです。
これを考えた人はすごいですね！
ただ、私は工作に使うために無理やりマイナスドライバーで分解しましたが、力ずくでやったら本体のフタ部分が少し割れてしまいました。フタをあけるのに一番苦労したので、壊れてしまった場合や、私のように工作に使う場合でない方は、興味本位で分解すると元の綺麗な状態に戻せなくなるかもしれませんのでご注意ください。